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CSクリンチナンバー

2010年09月09日 23時54分42秒 | 野球(ニュース・提言系)
月曜日のブログを書いた時に、今週中にライオンズにマジックが点灯する可能性は本当にあるのかってことが心配になって、マジック計算マッシーン(ただのエクセルシート)を開発して計算してみた。実は月曜日の時点では最速で明日にもマジックが点灯するって状況で、今日の試合に勝ってればその可能性はあったんだよねぇ。しかも、一桁でですよ。まあ、終わったことを後悔してもしょうがない。明日明日!


で、マジック計算マッシーンの仕様は、ライオンズと対戦チームの成績をパラメタに各チームを対象にした「広義のマジック」を計算して、全ての「広義のマジック」がいわゆる隠れマジックではない(「広義のマジック」≦「ライオンズの残り試合数」-「相手チームとの残り対戦数」となっている)場合に「広義のマジック」の最大値をマジックとして計算する訳ですが、「広義のマジック」は対ソフバンと対ロッテを除いて隠れマジックではないんですよ。対ハムと対檻の「広義のマジック」が9になってて、じゃあ、あと9勝すればCS確定かぁ・・・と思ってたら、CSクリンチナンバーなる数字は8だと言う。

上のマジックの計算方法は、高学年なら小学生にでも説明できる程度の簡単な式でできているので、簡単に計算できるんですが、CSクリンチナンバーはマジックを計算するよりも面倒な制約条件が入ってくるので、単純には計算できないんですよ。例えば、檻が全勝すると、檻との対戦を残しているチームは全勝できないじゃないですか。檻はロッテとの対戦を4試合残していて、檻が全勝するとロッテの到達可能な勝率がライオンズが8勝した場合の勝率を下回るんですよ。ハムの場合はソフバンとの対戦が4試合残していて(以下ほぼ同文)。てことで、ライオンズのCSクリンチナンバーは「広義のマジック」で計算された9ではなく8が正解ってことになる訳ですよ。

CSクリンチナンバーは、どうやら残り試合の勝ち負けのパターンを(不要なパターンを除いて)ほぼ総当りで計算している様子。不要なパターンを除かないと、組み合わせの数は2の「全残り試合数」乗もある訳で、とても手計算しようって気にはならないですよね。当然計算機で計算するにしても大変なんだけど、不要なパターンを上手く取り除くことで解決したんですね。共同通信すげー。

でも、ライオンズの目指すところはCSにギリギリたどり着くことじゃない。マジック計算マッシーンによれば現時点では最速で土曜日にマジックを点灯できるんだから、明日まずは黒いのをぶっ潰そうぜ。
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2 コメント

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Unknown (えむえむ)
2010-09-11 06:52:22
>うっちぃさん

初めまして。

原理的には、「3位以上」と言う設定をチョロっと変えるだけで任意の順位以上に必要な勝利数を計算できるでしょうね。

でも、1位(=優勝)の場合は制約条件がほぼマジックと同じになるので、難しい計算をする必要はない気がしますが。もしかしたら、CSクリンチナンバーって同率の場合の順位決定ロジックも持ってるのかも。そしたら、1位についてもマジックより小さな数字が出てくる可能性がありますね。
返信する
初めまして (うっちぃ)
2010-09-10 16:57:28
ぶろぐはよく拝見してますが
初コメントです
よろしくお願いします

クリンチナンバーは理屈がわかれば
CSのみならず2位も1位も
計算できるそうです

ライオンズの優勝に必要な勝利数も求められるそうです
すごいです
クリンチナンバー
返信する

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