ホテル屋日記

誰もが旅を楽しむことができるための情報を発信していきます。

障害者割引切符の発券方法を統一して欲しい

2007-01-31 17:46:11 | バリアフリー

私は身体障害者手帳なるものを持っている。この手帳にはいろいろなご利益がある。神経系難病に罹患し体幹機能障害と判定された私の場合「旅客運賃減額 第一種」の認定を受けている。概ね国内の旅客船、JR(101キロ以上)、公営交通などは半額、航空機では約30~40%の割引が受けられる。旅好きの私にとっては実にありがたい。

ただ、問題が無いわけではない。JRの100キロ以下と民鉄については介助者が同伴している場合に限られる。つjまり、二人で一人分の運賃ですよということらしい。なぜ、障害者単独では適用されないのか疑問ではあるが、この問題に関しては横に置いておくことにする。
厄介なのは利用する鉄道会社によって発券方法がバラバラであるということ。大別すると次のようになる。

①発券時確認要 券売機の障害者割引ボタンを押すと発券中止となり係員が出てきて手帳を確認の上発券する。関西では近鉄がこの方式、西鉄も同様だった。
②改札時確認要 券売機の障割ボタンを押し発券、改札時に有人通路を通り、改札係が手帳をチェックする。日常私が利用する京阪がこの方式をとっている。また、JR西日本もこの方式だが、障割切符のボタンが無く小人切符を購入し確認時に「障割」のスタンプが押される。
③ノーチェック 発券時、改札時ともに係員によるチェックはない。利用者のモラルに任せているようだが、一応改札機のランプが点灯する。阪急、阪神がこの方式。

いずれも一長一短があり、①は知らずに障割ボタンを押すと、いきなりブザーがなり発券中止となりびっくりさせられる。混雑時には他の利用者の冷たい視線を浴びることにもなり私としては最も嫌いなパターンである。
②は最も合理的かと思われるが、最近の人員削減のお陰で有人改札に係員がいない。複数の改札口がある駅では有人改札がないところがあるなど思わぬ遠回りをさせられることがある。③は利用者には最も都合が良いが、中には不正をする者もいるだろうし鉄道側にリスクが大きくなる。
とにかくどれか一つの方式に統一していただけるとありがたいのだが。民営鉄道協会にでも投書してみるか。  



最新の画像もっと見る