JR東西線を大阪城北詰で下車。地下数十メートルから地上に出てびっくり。道路沿いは延々と古めかしい塀が続いている。藤田美術館らしい。(休館中) 道の反対側にはこれも藤田男爵邸跡地に建てられた「太閤園」が。藤田観光が経営している。つまり、大阪版「椿山荘」というところ。塀に沿って歩くと大川(旧淀川)の河川敷に出る。右手に目指す銀橋が見える。かつては日本一のアーチ橋として知られ銀色に塗装されていたことから銀橋のニックネームが付いた。現在この初代銀橋は改修工事中で歩道のみ通行可能。歩いて渡るとその重厚さに圧倒される。灯具一つにしても半端なデザインではないのだ。西側に渡り切ったところにあるのが桜の通り抜けで有名な大阪造幣局だ。正門脇には「MINT SHOP」なる記念品売り場がある。貨幣セットなどを扱っているのだろう。
それでは、新銀橋を渡ってみよう。こちらは兄貴分に合わせたアーチ橋ながら随分すっきりしたデザイン。兄貴分の邪魔にならないよう工夫されているのだろうか?ウロウロしているうちに陽が傾きアーチがライトアップされる。なかなか幻想的である。
ひとしきり見物したので大川沿いに歩いて京阪天満橋を目指す。
近場に良いスポットを見つけたと自己満足するのであった。