ホテル屋日記

誰もが旅を楽しむことができるための情報を発信していきます。

バリアフリーとノーマライゼーション

2007-05-27 18:08:35 | バリアフリー
先日、関西のA電鉄に投書をしました。私はパーキンソン病を患っており、薬が効いていなければ歩行障害が起こります。酷いときは立っているのも困難なほどです。
よく利用するA電鉄のターミナル、B駅には乗車ホームにはベンチがありますが、降車ホームには全くありません。時々乗車したときには薬が効いていてもB駅で降りるときには効果が落ちているという現象が発生します。そこでA電鉄にB駅の降車ホームにもベンチを設置して欲しいという主旨の要望を同社のHPを通じて行ったのです。
早速、次の日にB駅の幹部の方から電話がありました。内容はというと「ラッシュ時のことを考えるとベンチを設置することで人の流動を妨げること。浮浪者等の温床となることなどの理由でベンチの増設はできない」とのこと。「その代わり駅員がサポートするので遠慮なく声をかけてほしい」と提案がありました。それに対し私は「忙しい駅員さんの人手を借りるのではなくベンチさえあればしばらく休むだけで解決する」と返しましたが、「そういう時のための休憩室も用意している」とのこと。非常に丁寧に受け答えしていただいたこともあり、そこまでで電話を置きましたが、どうも納得できません。
バリアフリーに関しては法律の基準もあり年々充実しているようですが、できるだけ他人を煩わせず行動したいという障害者心理が理解してもらえていない様子です。
ハード面の整備や、介助技術の研修も重要ですが、その前提としてノーマライゼーションの理念も徹底していただきたいですね。

障害者割引切符の発券方法を統一して欲しい

2007-01-31 17:46:11 | バリアフリー

私は身体障害者手帳なるものを持っている。この手帳にはいろいろなご利益がある。神経系難病に罹患し体幹機能障害と判定された私の場合「旅客運賃減額 第一種」の認定を受けている。概ね国内の旅客船、JR(101キロ以上)、公営交通などは半額、航空機では約30~40%の割引が受けられる。旅好きの私にとっては実にありがたい。

ただ、問題が無いわけではない。JRの100キロ以下と民鉄については介助者が同伴している場合に限られる。つjまり、二人で一人分の運賃ですよということらしい。なぜ、障害者単独では適用されないのか疑問ではあるが、この問題に関しては横に置いておくことにする。
厄介なのは利用する鉄道会社によって発券方法がバラバラであるということ。大別すると次のようになる。

①発券時確認要 券売機の障害者割引ボタンを押すと発券中止となり係員が出てきて手帳を確認の上発券する。関西では近鉄がこの方式、西鉄も同様だった。
②改札時確認要 券売機の障割ボタンを押し発券、改札時に有人通路を通り、改札係が手帳をチェックする。日常私が利用する京阪がこの方式をとっている。また、JR西日本もこの方式だが、障割切符のボタンが無く小人切符を購入し確認時に「障割」のスタンプが押される。
③ノーチェック 発券時、改札時ともに係員によるチェックはない。利用者のモラルに任せているようだが、一応改札機のランプが点灯する。阪急、阪神がこの方式。

いずれも一長一短があり、①は知らずに障割ボタンを押すと、いきなりブザーがなり発券中止となりびっくりさせられる。混雑時には他の利用者の冷たい視線を浴びることにもなり私としては最も嫌いなパターンである。
②は最も合理的かと思われるが、最近の人員削減のお陰で有人改札に係員がいない。複数の改札口がある駅では有人改札がないところがあるなど思わぬ遠回りをさせられることがある。③は利用者には最も都合が良いが、中には不正をする者もいるだろうし鉄道側にリスクが大きくなる。
とにかくどれか一つの方式に統一していただけるとありがたいのだが。民営鉄道協会にでも投書してみるか。  


ふじ丸の所属

2006-11-25 04:07:45 | バリアフリー
先日の「ふじ丸に会いに」、の中でふじ丸の所属を商船三井客船と書いたが、現在は日本チャータークルーズに移っている。船首の社旗がNCCとなっていたのに疑問に思い調べてみてわかった。ちなみに同社は商船三井客船と「ぱしふぃっくびーなす」でおなじみの日本クルーズ客船が共同出資で設立した貸切クルーズを専門に行う会社とのこと。赤いファンネルマークはそのままなのでつい商船三井客船と思い込んでしまいました。関係者の皆様にお詫び申し上げます。

ふじ丸に会いに

2006-11-22 21:51:33 | バリアフリー
何気なく大阪港のHPを見ると天保山に商船三井客船の「ふじ丸」が入港中。出航は今夕16時とのこと。やった!出航風景が撮影できる。早速久し振りに某所から戻ってきた愛機オリンパスμ600を携え天保山客船ターミナルへと向かう。ただし、今日は財布の都合で桜島経由ではなく、淀屋橋から市バス天保山行きを利用。天保山おりばで下車すると目の前に満艦飾の「ふじ丸」が。実はこの船を近くで見るのは初めてである。
今航は国内とあって岸壁も開放されている。早速船首へ向かいお決まりのショットを撮る。その後、例の天保山渡船で対岸に渡りつつ船上から撮りまくる。桜島桟橋に着いてからも真横からのカットを数カット。30分後再び天保山に戻り出航に備える。
漏れ聞こえる船内放送などから某電子機械メーカーの洋上研修であることが推察できた。出航15分前後部デッキにスーツ姿の社員が集合、社歌が流れる中見慣れたロゴの社旗が掲揚される。
儀式も済んだころ待機していたタグが船尾に取り付き、タラップが上げられ、舫が解かれてほぼ定刻長笛を残して天保山を離れて行く。タグが曳航索で思いっ切り船尾を沖に向けて引っ張り2万トンの客船は見物客の目の前で見事に回頭していく。なかなか見応えがある。大阪港大関門に船首を向けた「ふじ丸」はタグから離れ夕陽に向けて微速前進で進んで行く。
いやあ、出航風景ってなかなかロマンがあって面白いですね。

札幌か沖縄か

2006-11-21 02:40:25 | バリアフリー
この機会に旅にでようと思います。長距離フェリーにでも乗って冬の時化た海で自分の歩むべき道を見つめようと思うのです。そこで候補が二つ。北海道航路か沖縄航路か。始めは47都道府県で唯一訪れたことがない沖縄に心惹かれたもののコストの問題が。結局北海道かな。行きは太平洋、帰りは日本海の波に揉んでもらうとするか。

ハノイのホテル不足

2006-11-14 00:26:03 | バリアフリー
APEC首脳会合を控え会場となるハノイのホテル不足が深刻化しているという。なにを今さらである。この会議は参加二十数カ国の数だけ上級スイートルームが必要になる。各国が自国の沽券をかけてスイートの奪い合いを展開するのだ。ただ部屋を取れば良いというものではないのだ。そんな厄介な国際会議をもともと観光施設の整備が遅れている都市で開こうというのだからこうなることは自明である。各国の大使館員はさぞ胃の痛むことだろう。

梅田北に進出するホテルは?

2006-11-03 02:20:01 | バリアフリー
梅田北ヤード跡地の再開発コンペの結果三菱地所を中心とするグループが落札した。提示された案には国際的で高級感あるホテルも含まれているが具体的な名前は公表していない。森トラスト案ではリーガロイヤルホテルの名前が上がっていたのだが。果たしてどのブランドを引っ張ってくるのか?三菱地所はロイヤルパークを展開しているが今回のケースではインパクトに欠ける。やはり外資系となるのだろうか。当分ホテル業界はこの話題で持ち切りになりそうだ。

ホテル屋示談書にサインする

2006-07-03 15:21:02 | バリアフリー
市バス車内事故から1ヶ月少々、交通局渉外課の職員が示談書を携えて勤務先にやって来た。内容を読み異議がなければ住所、氏名を記入の上捺印して欲しいとのこと。「今後一切異議は申し立てません」、「後日後遺障害が発生し医師が事故との因果関係を認めた場合には自賠責保険の範囲内で解決します」などと書かれている。特に異議も無く署名、捺印する。ちなみに示談金は4万2千円也。

ホテルトラスティ

2006-03-26 12:51:49 | バリアフリー
ホテルトラスティ心斎橋って知ってますか?
昨年オープンしたばかりの新しいホテルです。昨年のタイガース優勝パレードを見物した後東急ハンズ心斎橋店の裏側にあるこのホテルを見つけました。
決して奇麗とはいえない雑然とした街並の中でトラスティの重厚な建物は異彩を放っています。
小さな玄関の扉を開けると別世界が展開します。男性スタッフは燕尾服を着用しバトラーと呼ばれています。(どの程度のサービスを提供してくれるのかは不明ですが) 客室はシングル、ダブル主体で特にダブルのカウチソファはご機嫌です。
気軽に利用できるデイユースプランもあり館内のカフェで利用できるドリンク券をセットにしてシングル¥4000、ダブル¥5000(いずれも3時間)です。 詳しくは後日MyHpのホテルカタログで紹介します。 http://members.goo.ne.jp/home/r-hotel