ホテル屋日記

誰もが旅を楽しむことができるための情報を発信していきます。

ホテリアー散る

2007-06-14 13:22:25 | テレビ
えっ、ドラマホテリアーが今日で終わる!あらまあ・・・・。打ち切りになるとは思っていましたが、予想以上に早かったですね。

社長が出て来るCM

2007-06-10 14:07:59 | テレビ

自社のテレビCMに社長や会長といった首脳陣を起用するという手法はもう随分前から使われている手である。かつてはピップエレキバンの会長、最近ではジャパネットたかたの社長がテレビショッピングに登場している。
ところが、どう考えても「あんたは出るべきじゃない!間違ってる!」と叫びたくなるCMもある。その典型的な例が発毛だか育毛だかのR社のCM。あの社長はテレビ向きではない、断じて出てはいかんと思う。まず、目が怖い。視線が座っている。そして、言葉の切れが実に悪い。正直言って非常にだらしなく聞こえる。しゃべればしゃべるほど嘘っぽく聞こえてしまう。
いったい、どういう経緯で出演することになったのだろう?本人が言い出したのか、それとも茶坊主のような社員が「社長が出てみては・・・」とおべんちゃらで進言したのか。はたまた広告代理店の営業担当がリップサービスで言ってしまったのを本人がその気になり引っ込みがつかなくなったのか。いろいろと想像力を掻き立てられるCMではある。
ついでに、このCMに出て「これ、友達に教えたろかなあ」とか言ってる紳助。あんたってそういう人間だったんや。ギャラ積まれたら仕事は選ばんのか。


ホテル屋が見た「ホテリアー」④

2007-06-08 08:58:20 | テレビ
ホテリアー」ねえ。やっぱり東京オーシャンホテルの組織はおかしい!
GMが、フロントマネジャーに「レストラン部と今夜の宴会の打ち合わせを頼む」って、宿泊部とレストラン部が宴会の打ち合わせなんかするか?宴会部はどこへいった。
経営会議にフロントのアシスタントマネジャークラスが出席していたり。この組織では経営も傾くはずだ。
それにしても西田尚美って前髪をおろすと若返るなあ。白い巨塔の亀山看護師役とは随分印象が違う。
さあ、今回の視聴率は7%を切るか?

→ 今回は8.1%でした。

ホテル屋が見た「ホテリアー」&走れ!「特急田中3号」

2007-06-02 01:59:51 | テレビ
先週はちょっと持ち直した「ホテリアー」。しかし、今回は・・・・。やっぱりいかん。タブーとは知りながら「元祖」のDVDを見てしまったのだ。その差歴然というやつですな。役者の格が違うのだろうか?
参考までに今週の視聴率は過去最低の7.1%でした。

最近見始めたのが「特急田中3号」。放送開始当初は意味がわからず無視していたのだが、鉄ちゃんの物語と知り最近見るようになった。これがなかなか面白い!今回は江ノ電と湘南モノレールが舞台。江ノ電はやはり絵になるなあと再認識。そして、テツ同士が車両形式を次々に並べながら興奮気味に話すシーン。なかなか研究してるなという感じ。今回から中川家の礼二が出演しているが、得意の京阪電車の車内放送のもモノまねは何時出てくるのだろうか?

ホテル屋が見たホテリアー 3

2007-05-25 12:04:18 | テレビ

鳴り物入りで登場した日本版「ホテリアー」。視聴率が8%前後に低迷し、かなり苦戦の模様。私も過去辛口の感想を書いてきたが、昨夜(5/24)OA分はなかなか良かったな。
小田桐(上戸)のセリフ「ホテルはただの箱じゃないんです!」。そうなんだ、単なるコンクリートの箱ではない。事実、同じ建物、名称でも経営者が変わることで全く風合いの違うホテルになるってことはよくあることである。
それから、30年前新婚時代に東京オーシャンホテルに宿泊したという初老の夫婦がそのときと同じ客室に泊まりにやって来る。当時ワケありで結婚式を挙げられなかったこの夫婦にGM以下スタッフがチャペルでの挙式をプレゼントする。そんなことあるわけないじゃないか、と言うなかれ。
ホテル屋という職業は宴会にしろ宿泊にしろゲストの心の中にある目的、理想をいかに引き出し、実現していくかというところに難しさがあり、面白さがあるのだ。その面白さを感じることができなければ、こんなに待遇の悪い職業は続かない。
手前ミソながら私の経験で具体例を挙げさせていただくと、こんなことがあった。

[宿泊編]
客室予約を担当していた頃一本の電話を取った。個人の宿泊問い合わせだったが、中身は少々違っていた。「自分の母親をお宅に泊めてやりたいんだが、実は末期ガンで余命幾ばくもない。死ぬ前に一度泊めてやりたい。ストレッチャ―でしか移動できないし、点滴、酸素などいろいろと部屋に持ち込まないといけないが、受け入れてくれるだろうか?」。
ここは親孝行な息子さんのリクエストになんとか応えたい。ストレッチャーでしか移動できないゲストの動線をいかに確保するかなど苦労はあったが、最終的には希望に添うことができた。

[宴会編]
知り合いがOGであることから、ある高校の同窓会を受注した。出席者の中に末期ガンを患った男性がいた。長い闘病生活でここ数ヶ月は病院から出たことがないというこの男性を半ば無理矢理引っ張り込んだのだそうだ。
それからちょうど1週間、その方は亡くなった。幹事さんの話では同窓会に出席できて本当に楽しかったと何度も繰り返されていたらしい。われわれが特に何をしたというわけではないが、そういう時間、空間を提供できたということはホテル屋として本望である。

いずれも取りようによっては暗い話になるかもわからないが、ホテル屋をやっていて良かったと感じる一シーンである。マニュアルで動くことしか教えないホテルに勤務していてはわからなかっただろうが。

ちなみに今回の視聴率はちょっと持ち直して9.3%。 


ホテリアーピンチか!?

2007-05-13 13:53:07 | テレビ
テレ朝のドラマ「ホテリアー」の第4回放送分(5/10)の視聴率は過去最低を更新する7.5%と出た。11.1→8.0→8.6→7.5という状態。この内容では今後V字回復は見込めないだろう。
原作のホテリアーがあれだけの人気を博し、そのリメイクということで視聴者は当然原作以上のものを期待する。しかし、この日本版にはそれだけの気概が感じられない。ヨン様を適当に登場させとけば何とか視聴率は稼げるだろうという安易さが見え隠れする。他のキャストもはっきりいってミスキャストとしか言いようがない。軽すぎるのだ。製作者はホテルというものをあまりご存知ではないのでは?という疑問すら頭をもたげて来る。

「LIMIT OF LOVE 海猿」感動した!

2007-04-21 23:56:43 | テレビ

今夜OAの海猿には久し振りに感動させられた。船好きの私で船旅にも良く出かけるが、幸い海上保安官のお世話になることはなかったが、自らの安全を顧みず人命救助に賭ける海上保安官。日頃接点がないだけに、こういう人々にスポットが当たるのは嬉しい。
敢えて苦言を呈すれば、保安官の婚約者とはいえ部外者が救難本部の最前線に張りつくことが許されるのかとか。1万トンの大型フェリーがほぼ垂直に沈没するほど錦江湾って深いのかなどなどあるが、そんなことはどうでも良かった。
同じ制服モノでも昨日のホテリアーとは違うなあ・・・・。

(画像は鹿児島海上保安部の巡視船おおすみ)


ホテル屋が見たドラマ「ホテリアー」

2007-04-20 10:24:25 | テレビ

いよいよスタートしたテレ朝のドラマ「ホテリアー」。良い度胸してるよなあ、韓国で最高視聴率マークしたドラマを日本版でリメイクするなんて。
まあ、現実とドラマの世界を混同してしまうとドラマなんて成り立たないんで極力現実との比較はしたくないが、それでも「いくらなんでも」という点が東京オーシャンホテルのスタッフ、中でも幹部クラスの身だしなみ。あんなGM(田辺)や副総(東)はいてへんで、と申し上げたい。GMはラーメン被ったような頭だし、副総は襟足のびのび、額にかかるボサボサ頭といったヘアスタイル。あんな髪型は少なくとも伝統ある東京オーシャンホテルではタブーなはず。原作のGMを見よ、実にそれらしい髪型ではないか。東京オーシャンホテルスタッフ心得五箇条 その四・常に身だしなみを整え、笑顔と感謝の言葉を忘れない。
今からでも遅くないから幹部二人を散髪すべし!・・・・放映後に届いた同僚からのメールでも「あんなに髪の長い、色の黒い副総支配人はいませんよね」って。色の黒いは知らないが・・・・・。

それから、なぜフロントのアシマネ(上戸)が宴会のセッティングから料理出しまで仕切るのか?彼女に対しレストランマネジャー(小田)が「宴会場のセッティングをお願いしておいたでしょ!」なんて、このホテルの指揮命令系統はどうなっておるのか??

ロケはどこでやるのかなあ?と思っていた。以前テレ朝系(制作ABC)で放映された「ホテルドクター」というドラマではシェラトングランデ東京ベイが使われていたが、今回はヒルトン東京ベイか。「ドラマホテル」以来すっかりロケの定番になったようで。ホテルはヒルトン、電車は京王がロケでのシェア、ダントツのナンバー1と。

初回を見る限り原作には遠く及ばないかな。それでもがんばれ東京オーシャンホテル!
ホテル業界を志望している学生の皆さんへ。くれぐれもドラマと現実を混同しないように。


今なぜ松之助師匠なのか?

2007-04-07 23:49:15 | テレビ
このところNHK笑福亭松之助師匠との関係が怪しい。4月1日OAの「すみれの花咲く頃」に続き、今日は土曜ドラマ「病院のチカラ」と相次ぐ抜擢、堂々たる演技を見せてくれた。前者では寝たきり老人、後者では糖尿病の合併症で死亡する老人役と演技をする必要もないのかも(失礼)。冗談はさておき、なぜ松之助師匠なのかである。前者の舞台は会津地方の田舎町、後者は東京近郊(千葉辺り?)なのに大阪弁丸出しの存在が謎だ。あの年代の役者が死に絶えているのか?
いずれにしても「さんまの師匠の松之助でございます」と弟子である明石家さんまの名を借りて自己紹介していた師匠もいよいよ独り立ちということか。今後も師匠の活躍あらんことを!

東京一=日本一と考えるアホなマスコミ人

2007-03-30 13:46:09 | テレビ
今まで何度となく苦言を呈してきた日本のマスコミの東京偏向病。今日もTBSの「ピンポン」の福澤アナが言ってましたねえ。
東京ミッドタウンの紹介の中で「高さは248メートルと東京一なんですね」というレポーターのコメントに対し「えっ、東京一ということは、つまり日本一高いということですか?」と仰る。これにはさすがに他の出演者から「横浜のランドマークの方が・・・」と突っ込みが入ったが、極度に東京に集中した日本のマスコミがしばしば犯すミスの正に象徴的なパターンではないか。
そんな、東京ローカルな視点でしかものごとを考えられない連中が全国ネットの情報を握ってしまっているのが恐ろしい。