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許紹 字嗣宗
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父法光は隋楚州刺史.安州總管。
紹は李淵[高祖]と同学で親友であった。
大業末
隋夷陵通守、群盗を防ぎ州境を守り、流人を慰撫していた。
煬帝弑逆後も節を守り越王侗に従っていたが、王世充が殺奪すると黔安、武陵、澧陽郡をもって唐に帰属した。
峽州刺史封安陸郡公。
蕭銑將董景珍が長沙で降ると、紹に慰撫させた。
子智仁を溫州刺史とした。
蕭銑は楊道生に峽州を攻めさせたが撃退した。
銑將陳普環が開州賊蕭闍提と巴蜀を平定しようとしたが、智仁・婿張玄靖・掾李弘節が西陵で大破した。
智仁等を派遣して荊門を陥した。
紹は敵人を暖かく慰撫したため侵略をやめた。
進譙國公。
武德四年
趙郡王孝恭が荊州蕭銑を征討することになったが病となり卒した。
貞觀中
贈荊州都督。