そして待ち焦がれていた忠臣蔵の観劇です。



AプロとBプロのダブルキャストで私の推しの隼人くんは昼はA夜はBに出演でチケット買うのも悩みました。出来たら日帰りで行きたかったからね。でも、それは無理ということがわかって21日の昼と22日の夜のチケットを先に後援会にお願いしました。でもね、どうせなら両方コンプリートしたいやんって思って21日の夜と22日の昼は3Bを友達にとって頂いて、2日通すことにしました。2日で20時間(笑 ちょっと腰やらお尻が心配でしたけど、まあ普段もずっと座って仕事してるものね、大丈夫やと思う。お昼の始まる前にお人形の口上があるので10分前に席に着いた方がいいですよと案内があったので、三越行ってお弁当買って早めに中に入りました。人形の口上って前にもどこかで見たことあるけど、思い出せないわ。何回か見たことあると思うのですけど。全員の配役を言わはるので千壽さんとか力彌ちゃんや松十郎さんとか三階さんのお名前が呼ばれるのは嬉しい。それにしても今回は昼も夜もとちりのドセンを頂いたのですが、前の人が座高が高くてむっちゃ見るのしんどかったわ。。。幸い左隣が空いてたので左に体を寄せて見ましたが、疲れた。。。Aプロの昼の部です。大序の始まりは皆さん人形振り?っていうのかしら、名前を呼ばれるまでは目を瞑って待ってはります。そういえば、先日文楽の仮名手本忠臣蔵の通しを見たので色々思い出してわかりやすかった。勘九郎さんの判官は一瞬すごく幼く見えてこの人誰って思った。松緑さんの師直はまあ憎たらしい。若狭之助も切ってしまえば良かったのに(笑 しかしなあ、やっぱりおかるの文使いの段はあったほうがええと思った。でないとその後のなんでおかると勘平が落ちのびなくてはいけないのかわからないよね。まあ、歌舞伎あるあるでみんな知ってるからええやろってことかも知れないけれど。團十郎のお正月の忠臣蔵はその点よかったわ。松の間は先日皇居でも跡地を見たのであそこでこれがと思ったり、、、加古川本蔵はなんで止めるんや!って思ったり。。。勘九郎さんの判官はじわじわと怒りが込み上げてくる感じがグッときた。その後の四段目は通さん場ということで出入りができない箇所があるそうです。もうキリキリとしながら観ました。緊張感あふれる切腹の場面。待ち侘びる由良之助がやっと駆けつけて、ほっとしたような判官さん。ニザ様はもう言うことありません。最後の籠には本当に乗ってはるんやね、、、居所を明け渡して遠くを見つめる由良之助。もう、客席も静まり返ってるからすごい緊張感よ。そして道行。隼人の勘平と七之助のおかるにみっくんの伴内。隼人と七之助も良いんですが、私はみっくんの伴内に持っていかれたわ。最後のトンボきるの見れて最高です!そして夜の部まではあんまり時間がないのでこの日は中で待たせてもらいました。夜の部はAプロ3階で。正直五段目、六段目、七段目はもう何回も観てるのです。南座ではしょっちゅうかかるから。でも今回は通しで見ることに意味があると思うので、それに配役が違うから演じ方も違うんちゃうかなという見方もあって楽しみでした。勘平は菊之助さん、定九郎はけんけん、弥五郎が萬ちゃん、おかるは時蔵さん、由良之助が愛之助さん、平右衛門がみっくんおかやは吉弥さん。私は五段目、六段目でみんなも思うと思うけど、なんでもっと早くに遺体の確認をしないの?というもどかしさ。。。まあ、勘平はどちらにしろあまり思慮深い人ではないのでねえ。この結果は仕方ないのでしょうけど。。。今回すごーくよかったのは七段目のみっくんの平右衛門と時蔵さんのおかる。むっちゃよかった!!!今まで見た中で一番よかった!またこの二人で見たいと思いました。愛之助さんの由良之助は頑張れー!これからやね。十一段目はねえいらんと思うのよ、私は九段目の方が見たかったな。文楽で見た時すごくよかったもん。まあ、九段目終わるわけにはいかへんやろうしな。。。十一段目見たい人多いのかなあ。最後は親父様が全部持っていかはりました。お元気そうで何より。それにしても服部何がしって誰?松浦の太鼓のような隣の旗本さんなのかしら?いやあ、昼夜通しは見応えあったけど、また次の日見ますのよ。(笑