苦労を知らないから

今日はイースター。キリスト教の春のお祭り。全世界の教会では、十字架にかけられて殺され、復活されたイエス・キリストを祝う礼拝が執り行われる。
ココは苦労知らずのお坊ちゃま気質を、６年経った今も持ち続けている。何と幸せな事か。眠くなれば自分の好きなソファーの上で寝て、お腹が空けばズボンに爪を立ててねだる。お姉ちゃんのクーにもちょっかいを出して時々追いかけ回される。しかしそんな事には全く気にしないし、後にも残らない。陽性気質のねこである。
何故こんなに陽性気質になったのかは分からないが、拾われた家で末っ子として甘やかされて育てられたからかもしれない。今もクーと比べれば甘やかされていて、食事もねだり勝ちである。だから「短足のデブねこ」になっていってた。腕が痺れる今は、ココを抱くのが辛いが、玄関に出ようとするとネズミのように人の隙をついて出てしまう。この大ネズミを捕まえるのも辛い。体重が６キロ以上あるのだから。そして苦労を全く知らずに育ったからのんきに暮らせるのであろう。

春の到来

今朝は少し寒いが、桜も満開になり、庭の木々にも花が咲き出した。そして我が家のねこ達も冬の衣装から春夏の衣装へと。いよいよ抜け毛シーズンの到来だ。先程クーが居間の本箱の上で身震いをしただけで抜け毛の塊が降ってきた。彼らも温かな羽毛を脱ぎ捨てて、身軽になろうとしている。
昨夕には、家内がブラシを振ってクーを呼ぶと、クーは台所から駆けて来て居間のテーブルに飛び乗り、お尻を家内に向けた。「クーちゃん準備が出来たわよ」と言わんばかり。家内に背中をブラッシングされると気持ちが良いのか目を細めて少しほふく前進。ブラシには羽毛が付き、一寸だけ身軽になった。クーがブラッシングが好きなのは仔猫の頃からである。また抜け毛の最盛期は６月の梅雨入り前だ。
クーと正反対なのがココである。ブラシを見ただけで逃げようとする。勿論ココも沢山抜ける。本ニャンはそんな事には構わない。昨日もクーの後、首を押さえつけられてブラシを掛けられたが、その間中唸り声を発していた。
毎年ブラッシングの光景を見ると春になった事が実感出来るのである。

ねこは甘ったれ

今日も昨日と同じような天気で気温も高くなると言う。肩の痛みも少し和らいできたが、指の痺れには閉口している。キーボードを打っていても感覚が普段と違う。
ねこは何故こんなに甘ったれなのだろうか。特に家族には甘えてくる。今朝もココに起こされた。布団の上でヘソ天になり、僕の腕にじゃれ付いて甘えていた。犬はこんな事はしない。一見淑女のように見えるクーもかなりの甘ったれである。甘えて人を和ませて自分の欲しい物をねだる。
クーが起きてくると、次々にねだって来るので少々煩くも感ずるが、その声に惑わされてクーの言いなりになってしまう。仔猫の頃から甘え上手であった。猫語が分らない時でも、声の調子で彼女が何をして欲しいのかが分かった。違った事をすれば怒りだす。それは目と耳を見れば分かる。耳を寝かせ、目が吊り上れば彼女は怒っている。目を細めれば満足している。ねこは感情を表情に出す。犬よりも表情の変化が大きいと思う。今日もクーとココと一緒に楽しく過ごそう。

おやじ座り

今朝は昨日と違って暖かな朝を迎えた。クーもご機嫌で廊下に出て行った。昨日は真冬に逆戻りしたような寒さで、クーとココは一日中暖房の効いている居間で過ごしていた。
僕の肩も時々強い痛みが走り、指先に力が入らずコップを持ち上げると落としそうになったのにはまいった。
ところで、昨日の夕食前ソファーに座ってニュースを見ていると、僕の横ではココが写真のような「おやじ座り」で、毛繕いを始めた。その恰好が何ともユーモラスで、台所仕事をしていた家内を呼び、暫く二人で眺め、写真を撮った。おやじ座りの後は、ヘソ天になって、相変わらず毛繕いを続けていた。ココだって６歳になる。人間の年では中年だろう。おやじ座りをしても可笑しくない年である。
一方クーは、このような座り方をほとんどしない。毛繕いもきちんと座ってやるか、寝転んでやっている。座る姿勢も手足をそろえた「ねこ式正座」をしている。ココにはそれが出来ない。骨格の違いだろうか。クーの座る姿勢は、親ばか度を差し引いてもほれぼれとしてしまう。

寒暖の差が激しいと

今朝５時の室温は、9.5度と真冬並みの寒さ。今週は気温の寒暖の差が激しく、体調も崩しがちである。肩から背中への痛みも大分和らいできたが、今朝は腕に鈍痛が走っている。あまり痛くなかった左肩も、昨日の午後から重い痛みを感ずるようになり、大きめの湿布を張った。軽い内に止めないと右肩のようになる。
ねこは寒い室内でも毛皮に守られているのか元気である。暖房が利き始めると、何時もの場所で昼寝を始めた。天下泰平だ。晴れて気温が上がればクーは、写真のように廊下に出てまったりと休めるのに、寒い今日は夕方迄暖かな居間で過ごすだろう。
僕も折角痛みが引き始めた肩に負担を掛けたくないので、今日は静かに過ごそうと思っている。一昨日のような変な電話は御免被りたい。

俺おれ詐欺

昨日の事である。ブログを投稿し終わり、朝刊を読んでいた時に電話が鳴った。息子の哲のような声。話を聞いてみると、山手線の中にバッグを忘れたが、警察から電話がなかったかと言うものだった。携帯電話も入っている。その声のイントネーションは、息子の声に良く似ていた。最後に誰にも話さないで欲しい。特に会社には。と言う事で切られた。
約１時間半が過ぎた頃の12時10分過ぎに電話が鳴り、先程の若そうな男からであった。カバンの中には契約書の書類と小切手の束が入っており、現金化するには数日かかる。今家には現金が幾らあるのか。（昔から僕は家の資産について、家内任せで無頓着）。聞かれても答えようがない。どうも可笑しい。ひょっとしたらと気づき、名前を名字から聞いてみると、口ごもって答えられない。益々変である。途中で電話は一方的に切れた。息子に携帯を入れると「今現場だよ。電車なんか乗っていない。」と言われた。完全に俺おれ詐欺の手口だ。被害に合わなくて良かったが、電話の声は肉声と違って間違えやすい。直ちに所轄の三鷹警察署の担当部署と自治会長に報告した。その後は電話もかかってこない。
「若者よ、真面目に働け。真面目に働くと将来良い事が待っている。悪に手を染めて人生を台無しにするな。」と僕は言いたい。

35回目の記念日

今日は曇りで時々雨が降るとの天気予報である。クーもココも暖かな居間で寝てしまい静かである。
今日は僕達夫婦にとって35回目の結婚記念日である。自分で言うのも可笑しいが、良くぞ持ったものだと感心している。家事全般出来ない僕は、彼女が居ないと生活が成り立たぬ。この35年間色々な事が起きたが、夫婦で協力して乗り越えられた。
最初は母と同居で、大病をした母を気遣い、病気になると看病も家内の役目であった。仕事に追われていた僕は、子育ても大部分は任せていた。何よりも心強かったのは、病気をしない事であった。真に「超」が付けても可笑しくない程である。今日までの35年間で臥せったのは、出産時だけである。今も息子の雑用まで手助けし、それを息子は当たり前だと思い、33歳にもなるのに甘えてくる。金婚式まで生きられそうもないが、区切りの今夜は寿司でも買って、夫婦だけのささやかな祝いの膳としたい。
夫婦が慰められるのは、クーとココと元気に育っている孫達である。

痛みも柔らいで

今朝は曇っていてクーとココは昼寝を始めた。
１週間以上痛かった背中と首も薬のおかげで、その強烈な痛みもやわらいで来た。眠りも深くなり、目覚めも爽やかである。痛い時には浅い眠りで、夢ばかり見ていたが深くぐっすり眠れ夢を見る事も少なくなった。後２週間続ければ問題なく生活が出来るようになるだろう。
東京の桜も満開になった。我が家の花桃も濃いピンクの花が満開であり、他の木も沢山蕾を付けている。これから次々に花を咲かせるだろう。
ねこ達もご機嫌で、花に興味がなさそうに見えたココでさえも、カーテンを潜って庭を見ていた。これからは、赤いつつじも咲きだす。つつじは街の花である。僕の住むところは三鷹だが調布と同じ「つつじヶ丘」の範ちゅうになる。
花粉が少ない今日は街を散歩してみようと思っている。

築50年の家だけど

今日も良い天気でクーとココはさっさと寝てしまった。
我が家と向かいの２軒は、築50年を過ぎた家である。建てた大工の腕が良かったのか、50年を過ぎても大した修理もせずに住み続けられている。ただ隙間はいたる所にあり、今朝も花粉が部屋まで入り込み、鼻がむず痒く、くしゃみも連発している。建築当時棟梁は「俺は100年もつ家を創る」と豪語していたが、必ずしもそれは嘘ではないようだ。少なくとも孫の代までは大きな修理をせずに住み続けられそうである。小さな改造時に大工に家の骨格を見てもらったが、耐震診断を受ける必要は全くないとの事であった。今は数年に１回の外壁の塗装と今年は雨どいの交換をすれば問題がなくなる。
130余の住宅団地だが、建築当時の家をそのまま使っているお宅は、4／1はある。ただし所帯主の高齢化が問題で、昨年取ったアンケートでは70歳以上の高齢化率が40％になっていた。これは自治会長だった僕を驚かせ、大災害時の避難の問題が浮かび上がったのであった。
大した修理もせず50年以上住んでいられる家を与えてくれた両親と、建ててくれた棟梁に改めて感謝の祈りを捧げるものである。

春眠

今日も快晴で気温も高くなりそうである。先程まで騒いでいたクーとココも昼寝の体制になり静かになった。この春の入り口は兎に角眠い。勤めていた頃は、仕事中に居眠りと戦った記憶がある。しかし、年度末のこの時期には、仕事の注文も多く、春眠と戦いながら仕事をこなしていた。
今朝の東京新聞に故郷の世田谷の根津山の記事が載っていた。根津山とは梅の名所の区立羽根木公園の事である。子供の頃には公園として整備されていなく、陸稲畑やさつま芋畑だった。根津山の下の防空壕に入って先生に叱られたこともある。僕が小学生になってから付近は住宅地に整備され、長門博之一家等も住んでいたし、同級生の家もあった。根津山を過ぎた小田急線も明日から地下に潜ると言う。世田谷代田、下北沢、東北沢の３つの駅は地下化される。26日に乗ってこようと思っている。今迄車窓から見えていた僕の生まれた家や、同級生のＳ君Ｔ君のお宅も見えなくなってしまう。下北沢では、手焼き煎餅店で醤油煎餅を買い、第一元でラーメンを食べようと思っている。いずれも子供の頃から馴染んだ味である。
それにしても今日は眠い。薬のせいもあるのかなあー。

一晩で一気に

昨日も温かであったが、今朝は少々寒く冬の陽気に逆戻りしてしまった。
昨日は孫達のお守りで賑やかであった我が家、ねこ達も落ち着かず、ココはパソコンの奥で息をこらして静かにし、二人に構われないようにしていたが、お腹が空くのはどうすることも出来ず、意を決して台所でご飯を食べていた。その様子をマーが「ねこちゃん、ご飯を食べているよ」と大きな声を挙げるとココは食べるのを止めて、またパソコンの奥に逃げ帰ってしまった。
一昨日まで咲く気配がなかった花桃が、昨日一気に濃いピンクの花を咲かせた。この花桃は、孫の誕生を記念して植えたものである。孫達と見とれ、孫が帰った後は、クーもココもガラス戸から眺めていた。
今日は久しぶりに駅ビル迄出掛け、毎月読んでいる鉄道雑誌を買って来ようと思っている。ついでに駅前のスーパーマーケットで不揃いのイチゴも買いたいのである。

孫をお預かり

昨日と違って、今日は曇りがちの１日となりそうである。
嫁が休日出勤のため、今日は孫達を預かって面倒を見る。２世帯住宅はこんな時には都合が良く、彼女も安心して仕事が出来る。孫の面倒を見るのは、もっぱら家内の役目になりそうである。おもちゃも沢山持って来た。彼らが帰ると疲れがどっと出てしまう。クーは廊下の本箱の上に避難し、ココはパソコンラックの奥で彼らの様子を見守る。
昨日は暑い位でクーもココもご機嫌であった。特にココは廊下でヘソ天になり転がっていてた。そのお腹に春の日差しが当たり、気持ち良さそうであった。クーは布団に何時ものように布団に埋もれてのお昼寝で、昼ご飯も食べず、相撲放送が始まる頃まで寝ていた。起きると「今日も良く寝たわ。お腹が空いたのよ」残っていたカリカリを食べたのであった。

日本仕様だね

昨日も暖かく、我が町では桜もちらほらと咲き出した。桜が早く咲く時は散るのも早いと言われている。残念だが同級生との今年の花見は中止にせざるを得ない。
昨日は背中の鈍痛が収まらず、久しぶりに整形外科に行った。首から背中のＸ線撮影時、技師は僕の体を見て「背が高いのに、日本仕様に収めようとしたから体が曲がってしまったんだろう」言う。僕は身長183センチであり、学校時代は常に２番から下に下がった事はない。鴨居を通る時は首を丸めないとぶつかる。今の家を建てる時も両親は２メートルの高さにしようとしたが、建築費が割り増しになるので止めたとの話を聞かされていた。今でも酔っぱらった時など鴨居に頭をぶつける。この身長のせいで体の軸が曲がってしまったのだろう。仕方がないが、この首から背中への痛みは何とかならないのか。左右とも指先も痺れている。これも辛い。自分への見舞として医院の帰りに、前のスーパーマーケットで形は不揃いのイチゴを買って来た。イチゴは春の味である。
昨日の午後は廊下でココと遊んだ。僕の靴下の匂いを嗅ぎ、舐めていた。全く可愛い猫である。

ねこ夫々

肩から背中への痛みは、薬を飲んでいるせいか和らいできている。今日の午後には近くの整形外科に行って来る。この医院のあるビルは、調布市が建てた診療所団地となっていて、内科、外科、眼科、歯科等と調剤薬局としてマツモトキヨシも入っている。勿論マツモトキヨシのポイントも付くのである。調布市民だけでなく、僕のように隣の三鷹に住んでいる者にとっても便利である。
先程ＮＨＫのニュースを見ていたら、ネット動画紹介のコーナーで、２㍍の高さ迄飛び上るねこが映っていた。少々ビックリだ。我が家では、クーが比較的運動神経が良く冷蔵庫の天辺にも登るが、食卓と電子レンジを足場にしている。これからの季節は、冷たい冷蔵庫の上で涼む姿が見られそうだ。クーと正反対なのがココである。居間の欄間の横のカーテンレールの上にも登らない。登った事はあるが転落してしまい、懲りたのか登るのを止めてしまった。足は速さもクーにはかなわなく、バトルをしていても追い付くことはない。今朝もクーはココが寝ているソファーの背から本箱の上に飛び移った。静かに飛んだので、ココは全く気付かなかったのである。
ねこも夫々個性があり、見ていても飽きて来ないのである。

途中で交代

昨日も春の陽気で、ねこ達は廊下で昼寝をしながら日向ぼっこをしていた。写真はココが日向に転がり毛繕いを始めた時の様子である。真にこの陽気を謳歌していた。
夕べの事、僕が寝室に入るとクーが飾り棚の上で眠っていた。昨日は右の肩から背中にかけて鈍痛が走り、眠りが浅くなった。寝返りを打っても痛みは止まらない。余計な事が頭に浮かぶ。深夜、余りにも痛くて目が覚めてしまった。横を見ると箱ベッドの中にはココが入り眠っていた。クーは居間に行き、代わりにココが寝室に入ったようだ。
起きて居間に入り、薬を入れてある布袋をあさり、鎮痛薬を探した。暫く探すとやっと見つかり、強い薬なのでクッキーを食べて胃を保護してから飲んだのである。薬を飲んでいるとクーにご飯をねだられ、茶碗にカリカリを入れる。ココは起きて来ない。30分以上経って薬が聞いてきて、痛みもいくらか和らいだ。居間でブログを見ていると起きた来たココが僕の足元で「ニャー」。夜食の請求をした。
今朝も、朝食後鎮痛剤を飲み、今日は安静にして過ごし、明日整形外科に行って薬を処方して貰おうと思っている。