クーたんとココ君のお家2

我が家の可愛いねこのブログ

ださい電車から

2013-03-04 09:01:44 | 日記
僕の住む街を走る京王線が、来月で開業百年を迎えると言う。50数年前、この街に移った頃は京王線に乗るのが嫌でたまらなかった。何と言っても「ださい電車」であった。小型の16メートル車の中には戦前に作られた物や、被災して応急修理されて電車も含まれていた。生まれ育った下北沢を走る小田急線には都会の雰囲気があった。「何てこんな田舎に越して来たんだろう」と思わずにはいられなかった。
それが一変したのは、5000系と言われるアイボリーの新車が入った時である。笹塚までの毎日の通学が楽しいものへと変わった。新車の来る時間を選んで乗っていた。この名車も今は京王線に走っていない。近くでは富士急行に走っている。この電車だけは京王線に残してほしかった。
50年で京王線も変わった。最近では調布付近が地下に入り、つつじヶ丘も3階建ての駅ビルになり、駅中には書店やレストランも出来た。ホームは最小限の段差で、足の悪い僕や車椅子でも安心である。
ださい電車の京王線が良くここまで変わったと思う次第である。
ねこの事は明日からまた。