クーたんとココ君のお家2

我が家の可愛いねこのブログ

直感(インスピレーション)

2013-05-31 08:51:40 | ねこ
今から6年半前、僕はあるブログで仔猫の里親募集を見付けた。その仔猫の憂いを含んだ顔になぜか直感的に引き付けられた。雌雄はどちらでも良かった。それがココである。家内にも見せ、丸一日考えた。「この子が欲しい」一日たっても考えは変わらず、思い切って両手を挙げた。クーと暮らすようになってから3年が過ぎていた。クーは大人しく、思慮分別の出来たネコに育っていった。クーのためにも兄弟が必要だろうと考えていた時である。
先方も色々迷ったようだが、周囲の人々と相談し、一番最初に手を挙げた僕に譲ってくれたのである。鉤尻尾の事は、引き取りにお邪魔した時に初めて知ったし、男の子であることも、メールを交換する中で知った。
そんなココが、こんなに悪戯っ子のまま成長するとは考えていなかった。昨日はクーの機嫌も良く、ココが50センチまで近付いても怒らなかったが、不機嫌な時は2メートル以上離れていないと怒り出す。ココはクーが怒り出すのも楽しいようで、時々バトルを仕掛けるのである。
(今日の写真は、やましたさんが撮られた里親募集時の、僕が一番最初に見た写真である)

スリスリ坊や

2013-05-30 08:48:43 | ねこ
梅雨に入って2日目の朝、どんよりと真に「梅雨」を感じさせる。外はしとしとと粉糠雨が降っているようだ。クーもココも早々と寝てしまった。
昨日も書いたように、ココは感情の表現を体でするネコである。嬉しくなると自分の体を摺り寄せる、スリスリをする。これは、幼い頃からの習慣で、今も続いている。僕や家内の足首などに体を摺り寄せて甘えるのだ。
台所に入る時は、境のガラス戸や柱にスリスリをして、人間にもスリスリをし、顔を振って「ブー」と音を発てる。こんな機嫌の良い時は、尻尾を握っても怒らない。スリスリををしている時の顔を見ていないが、きっと笑顔だろう。表情の少ないネコであるが、ココは比較的それを表に出す。だから可愛いのである。
短足で少々おデブであるが、擦り寄られてくると頭を撫ぜて「ココは可愛いね」と褒めてしまうのである。そしてクーとのバトルに負けそうな時には、居間の真ん中で転がって、ヘソ天になり、降参の坊主をするのも、可愛いので、クーもついつい赦してしまうようである。

返事を返すネコ

2013-05-29 08:43:22 | ねこ
今朝はどんよりとして真に梅雨入りしたような空である。この梅雨入りの定義はなく、予報官の主観で決められると言う。だから最後には「思われる」の言葉が入るのだ。こんな天気の時は、人間もネコの活発には動かない。クーもココもご飯を食べると早々に秘密基地で寝てしまった。
昨日の朝、家内がクーに「クーちゃんおはよう」と挨拶をするとクーも「ニャアー」返事をしていた。クーは幼い頃から返事をするネコである。普段起きていても家族と話が出来る。機嫌の良し悪しは関係なく必ず答えが帰って来るのだ。それも可愛らしさの一つとなっている。
ところで昨日は、ココにも「ココ、おはよう」挨拶をすると、機嫌が良かったらしく「ミャオー」と挨拶が帰って来た。普段は無口で、行動で感情表現をするのに大変珍しい事であった。挨拶をした後は、家内のうしろに付いて台所に入り、カリカリのお代わりをねだり、それを食べたのであった。

小ネズミチョロチョロ

2013-05-28 08:49:01 | ねこ
先週の土曜日の夕方、僕が風呂に入ろうと、脱衣場の扉を開けた時、脇から小さいのが擦り抜けて行くのが目に入った。小ネズミのようにすばしっこい。それはココであった。足音を消して後ろから付いて来ていたので、全く分からなかった。風呂場に入られる前に御用にして中廊下に出したが、油断も隙もあったものではない。
ココは家内や僕に良く付きまとう。遊びをねだるのだ。昨日は、台所で家内のズボンに爪を掛けて立ち上がり、小さな穴をあけてしまった。「ぼくと遊んでよ」コールだ。台所が食事の支度で一杯になっていても、遠慮なく調理台に上がっては、家内に床に降ろされる。クーはそんな時には、食卓に上がって家内に話し掛けるだけで、邪魔にはならない。
ネコの動きは、我が家では夕方が一番活発なようであり、次は朝である。朝はココがクーにバトルを仕掛け、駆け回る事が多い。
兎に角、ココの動きを見ていると、小ネズミのようにせわしなく動く回っている事が多いのである。まだ子供の感情が抜けていないようだ。

雲隠れ

2013-05-27 08:46:14 | ねこ
ネコは自分の存在を消すのが上手な生き物である。これは、狩りの時自分の存在を相手に知られたくない事の遺伝子を今も持ち続けているからなのだろう。
先程から1時間以上も、ココが見えに無くなって仕舞った。良く探すと、廊下の片隅に置かれた箱の上で眠っていたのであった。ソファーの上で寝ている時は、いびきも聞こえたりするが、今日は呼吸音も聞こえて来ない。全く存在感を消してしまっている。
起きている時は「ドタドタ」と家中を駆け回り煩いほどであるが、眠くなると悟られない場所を見付けて静かにしている。そして、次の行動のために力を貯めているのだろう。
ネコが良く寝るのは、狩りに備えて力を貯める意味もありそうだ。
悪戯坊主のココにも、その遺伝子はちゃんと伝わっているのであった。

安心の寝顔

2013-05-25 08:51:10 | ねこ
家ネコの特権だろうか、彼らは何の心配もなさそうに寝ており、その顔を見ている我々も癒されている。
ところで、昨日のクーは、家内のベットの上で、午前中から夕方迄食事も取らず眠り続けていた。僕が時々様子を見に行ったが、目を開ける事もせずにいた。日中の気温もクーにとっては最適だったのだろう。ネコは少々暑い位でも平気である。ましてや昨日は湿度も低く、彼女にとっては全てがベストだったに違いない。
午後は、家内が庭の手入れをしていた。草もほおっておくと、一面ぼうぼうとなってしまい手に負えなくなる。昨日はついでに梅の実も収穫した。プラスチックの大ざるに山盛り程の実が取れた。ここ数年では一番の収穫だ。以前にも書いたように、実生から育った木である。すでに66年の古木である。何の手入れもしないが、毎年けなげに花を咲かせ、身を点ける。今の僕より丈夫な木である。ココは廊下で家内の様子を見ながら、居眠りをしていたのであった。

動と静

2013-05-24 08:52:11 | ねこ
ネコの世界でも男の子は「動」で女の子は「静」と言う事があるようだ。我が家でもクーは比較的大人しく静である。ココは起きていると、絶えず動き回っていて動である。
今朝も食事の後、クーはパソコンラックの上で香箱を組み、静かに目を閉じていた。ココは台所の家内の足にじゃれ付いたり、スリスリをして仕事の邪魔をしていた。写真は、クーが先に調理台に上がったが、遅れて来たココの方が脇から飛び乗って、先に流しに入ってしまい洗い桶から水を飲んでしまった時のものである。クーは絶えず考えてから行動に移す。しかし、この考える時間が長く、おうおうにココに先を越されてしまうのだ。一方ココは、あまり考えず、思い付いたら直ぐに行動に移すタイプである。直感的行動。どちらが良いのかは分からないが。
昨日も書いたように、クーはおしゃべりで自分の意思表示をするが、ココは擦り寄ったり、じゃれついたりと動きで自分の意思を表す。2ニャンと一緒に暮らしてみて、その違いが分かったのである。

冷蔵庫

2013-05-23 08:55:32 | ねこ
我が家で冷蔵庫を買ったのは、今から50数年前の事。当時の冷蔵庫は、氷で冷やす簡単な物であった。その後電気で冷やす物が安くなり、各家庭に普及していった。今、我が家には2台の冷蔵庫がある。
クーは幼い頃から夕方になると、冷蔵庫の天辺に上がって、夕食の支度をする家内の手元を見ながら話をするのが大好きだ。特に気温が高くなるにつれ、冷たい冷蔵庫の上で寝そべりながら見ている。冷凍庫から物を出す時には「クーちゃん開けますよ」断らねばならないが、返事は決まって「ヤン」の一言である。僕がお酒に入れる氷を出す時にはノックをする。合図をせずに扉を開けると彼女は怒りだす。
もう1台の冷蔵庫は、台所の奥に置いてある。中型だが冷凍庫の容量が広く、数年前に買った物である。ここの天辺からは、車庫や前の道が良く見えるので、窓が開いているとクーだけでなく、ココも登って見ている事があるのだ。だだ、ココは自動車が通ると怖がって降りてしまう。
我が家の冷蔵庫はネコにとっては、丁度良い見物席のようである。

家ネコだから

2013-05-22 08:58:02 | ねこ
今日も快晴で気温も高くなると言う。
クーもココも早々に、夫々の秘密基地で昼寝を始めた。気温が暑くもなく過ごしやすいので、昼寝をするには最適である。
クーもココも人見知りはする。見慣れない人が来ると隠れてしまう。ネコだから仕方がない。クーも家に入れた後、嫁になった息子の彼女が1週間ぶりに姿を見せた時、隠れようとした。人見知りと無縁だと思っていたココも、孫達が来ると隠れようとする。僕は子供が苦手だと思っていたがそうではなく、人見知りなのであった。
そのくせ、家族には甘えてくる。心を開き、絶対の信頼を寄せている。今朝も台所に行く時、足に擦り寄って来たココを蹴飛ばしたが、ココは怒る素振りも見せなかった。クーは昼寝をしている家内の膝に乗って甘える。抱いてほしい時は「猫なで声」で甘える。クーと暮らす迄は「猫なで声」の本当の意味が分からなかったし、実感もしなかった。この甘えた声を出されると鼻の下が伸び切って、何でも聞いてしまうのである。

何でも枕に

2013-05-21 08:49:19 | ねこ
今日は昨日と違って、晴れて気温も高くなると言う。今の室温は23度をさしている。昨日よりも3度以上も高い。
ココは、何でも枕にして眠る。今はソファーに置いてある座布団を枕にして昼寝を始めた。時には、写真のように光ケーブルの受信機を枕にすることも。以前、この受信機を床に落とされて、修理を頼んだ事がある。今は写真には写っていないが、不要になったCDを束ねて動かないようにしている。何にも枕に出来ない時は、腕枕で寝ている。
クーは廊下の籠の中で寝る時には、籠の渕に頭を乗せている時が良く見られる。こんな硬い渕に頭を乗せて痛くないのだろうか。30分も1時間も乗せている時がちょくちょく見られるのである。
僕も昼寝の時は、ソファーの肘付を枕代わりにしている。僕が投げ出した足首を枕にして眠っているのがココである。これをされると足が重たいが、何か変だと思い目を開けると、ココが枕にしている時が良くあるのだった。

バラとクー

2013-05-20 09:14:42 | ねこ
昨日は発熱し体調不良で失礼しました。
今日もまだすっきれりしませんが、どうにか起きていられるようになって来ました。
今年のバラは、普段の年より、1週間位早く咲き出した気がする。今は8分咲きという咲き方である。僕が写真を撮っていると、出窓にはクーの姿も。毎年恒例である。
このバラは、母が苗木を植えて育てたもので、大して手入れもしないが春と秋に必ず咲いてくれる。この住宅街では、バラを生垣に植えている家が多い。中には、真っ赤な大輪のバラを植えているお宅もあって、散歩がてら見て歩くのも楽しみである。
今日は気温も上がらぬらしいから、静かにして体調を整えたいと思っている。

寝る子

2013-05-18 08:45:26 | ねこ
今日5月18日は息子の誕生日、34歳になった。今日も朝から仕事に出掛けたようだ。建築職人には土曜も日曜もあまり関係がないらしい。好きな仕事だから不満も言わずに出掛けて行く。
クーとココは夫々の巣に篭って寝始めた。それにしても良く眠る。クーと暮らすようにしてから知ったのだが、ネコの語源の由来は「1日中寝ている」事から来たようだ。家で暮らすイヌも良く寝ているが、ネコはそれ以上だろう。クーは今日も午後まで、廊下の籠の中で眠り続けるのだろう。今日はココが段ボールの巣の中で寝ているので邪魔はされない。眠っている顔を見ると、目は安心の表情だが耳は絶えず動かして、警戒を怠らない。これが野生の頃から受け継がれた遺伝子なのであろう。

白くて柔らかい

2013-05-17 08:53:28 | ねこ
今朝も暖かい日差しが居間を照らしている。ココは昼寝を始めたが、クーは台所のネコ椅子に座って寝ようか遊ぼうか考えている。考える時間の多い事は昔からである。
クーはこの家に来てから1度も風呂に入れた事はない。おそらく生まれてから一度も入れた事はないだろう。しかし、首から胸へかけての白い毛は、純白である。この部分はブラッシングも嫌がる。ブラシが一寸触っただけでも怒り出す。だが撫ぜられるのは大好きで、今もたばこを吸いながら撫ぜると目を細めていた。ネコの胸毛は柔らかいが、クーの胸毛は毛のは背中とは違い、フアフアで指が埋もれてしまう。
僕は何時も「クーちゃん大好きだよ」と話し掛けながら撫ぜるのである。この白くて柔らかな感触が何とも言えない。ネコと暮らしていて最高の時間である。
ココの胸毛には縞模様が付いているので、撫ぜると模様が乱れてしまうが、クーの胸毛は一色なので乱れる事はないのである。

内弁慶

2013-05-16 09:06:57 | ねこ
ココは全く外の世界を知らないネコである。生後2週間で拾われてから、外に出た事はない。だから、カラスの鳴き声にも反応しない。ただ、インターホンの「ピンポン」が鳴ると「ぼく何処へ行こうかな」と逃げ場所を探す。全くの内弁慶である。そのくせ、クーにはちょっかいを出し、ねこパンチを受けて仕舞う。パンチを受けても、精神的なダメージは内容であっけらかんとしている。
ココが陽気なのは幼い頃、大勢のネコ家族の中で過ごし、一番のチビと言う事で、みんなに甘やかされて育ったせいもあるだろう。そして、過ごした家はマンションの上の階であり、外に出る事は全くなかった。だから外の世界とは無縁に生活をしていた。この時の経験が、年上のネコには甘えても良い事を学んだのだろう。クーへの付きまといはその表れである。クーに嫌がられても傍に居たい。パンチを受けてもである。外の世界を全く知らず、恐怖感を持っており、ピンポンの音にも敏感なのは内弁慶の表れである。

一緒の部屋で

2013-05-15 08:52:28 | ねこ
今朝はクーもココも早々と昼寝を始めて静かである。
最近のクーは僕の寝室が気に入ったようで、昼間も夜も入り続けている。それも写真のように、飾り棚の上で眠っている。夜も夕食を食べ終わると「あたし寝るのよ」とさっさと寝室に行ってしまう。そして、タオルの敷いてある棚に登って眠るのである。
深夜も夜食を食べ終えると、静かに部屋に戻る。クーが子供の頃は、息子の部屋であったが一緒に寝ていた。最近それを思い出したのかこの部屋で過ごす事が多くなった。ココも朝以外入らないので静かにしていられる。それがクーには気に入ったようだ。
大人になってからは「静」を好む。あまり構って欲しくなく、一人で過ごしたいようだ。これもネコ本来の姿であろう。だから、彼女がしたいようにさせている。もう直ぐ10歳のおばあちゃんになる。「すえこちゃん」のように長生きをして欲しいと願っているのである。