野暮天の生活日誌

妻を亡くした90歳の老人の生活日誌です
寂しさを紛らわすために綴ってます(2024.5月)

一日のはじまりは

2017-10-12 15:35:17 | 日記

いま、週に3日、デイサービスを利用してます

利用する日は遅くとも6時には起こします

介護服を着せてますからね それを脱がすことから一日が始まります

介護服ってご存知ない?

いつも尿取りパッドと紙パンツを履かせてるんです

過活動膀胱ですからね、尿が近いし

トイレへ行きたいって言いませんから

夏でも履かせてるからうっとうしいんでしょうね

起きているときは車いすですが、尿パッドを引っ張り出そうとはしませんが、

寝ているときは引っ張り出すことが多いんです

おまけに紙パンツまで下ろしてしまいます

その状態でおしっこしたら・・・

同じことを何回もしたので 寝ているときは衣服に触れられないような服を着せることにしたんです

そういう服が市販されてるんです ネットで調べて注文しました

これを着せると暑いですからね、夏は一晩中冷房をつけっぱなしです

それでも汗をかいてます 可哀想ですけどね 寝ている間中 見ているわけにはいきませんから

二人だけの生活ですからね 

介護服は足から首までファスナーがついています

このファスナーは手で下におろすことが出来ないんです

下ろすときはファスナーの穴に針金のような細い線を通して下へ引っ張ると開くんです

認知症になってると そういうことがわからなくなりますから

自分で下におろすことはできません

介護服には更にファスナーを隠すボタンもついてますがそのボタンも外せない工夫がされてます

介護服を脱がすと身に着けているのは上は下着1枚ですが

家内は今でも汗をかきますから 下着を脱がした後は手拭いで汗を拭きとります

新しい下着を着せて上着も着せ、車椅子へ乗せますが、

服を着る時、腕を下着の袖に入れて(通して)って言っても

もう自分から通そうとする動作はしなくなりました

反応が鈍くなっているのか わたしの言ってることが理解できなくなってるのかわからず

介助してしまいます

車いすへ乗せて トイレへ連れていき、トイレにつけた手すりに摑まらせて立ち上がらせ

便座の前に立たせ、紙パンツを下ろします

この時、左手で尿パッドをしっかり押さえながら紙パンツを下ろしますが

尿パッドを取ると同時に放尿することがあるので、おしっこが手に着いたり

紙おむつや床までおしっこが漏れることがあるんです

もう1秒我慢できないのかって言っても駄目です

ずっとずっと前、一番初めにこれをされた時に 家内が言った言葉は

 「開放感があるから」 ですって

もう溜まりませんよね こんな捨て台詞を言われたら

この言葉は それっきり言わなくなりました

わたしが 怒ったせいもあるんでしょうけど

尿パッドを取り替えて 紙パンツが汚れていないか見て

汚れていたら取り替えます

なんで汚れるのか不思議です 尿パッドがきっちりカバーされていなかったんだろうなと

思うことにしてますが、デイサービスで紙パンツを入れておいても取り替えられて無くなってます

さて これから洗面になるわけですが もうここまでで1775文字

あとは次の記事に回します

いままで ご覧いただきありがとうございました

ハナミズキの実

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿