こういったツァーの場合ツァー最終日とその前日の2日間は帰国のために費やされ観光はないのが普通ですが、今回帰国便がミュンヘン発21:25のためツァー前日7日目のお昼過ぎまで観光が日程に入っていて半日得した気分です。
7日目午前の当初の予定はチューリッヒとザンクトガレンの簡単な観光でいわば帰国までのおまけ観光みたいなものですが、珍しく6日の行程に余裕ができたためチューリッヒ市内観光を6日目の内に済ませることになりました。
ずっと山ばかり見てきましたがこれから少しだけ町なか見学です。
リンデンホフの丘から眺めるリマト川と聖母教会(中央の尖塔)
ツァー最後のホテルはたいていツァーの中で一番いいホテルとなることが多いですが、今回もシェラトンチューリッヒでくつろぐことができました。
観光の最終日7日目はザンクトガレンで修道院と大聖堂の見学です。
大聖堂内部
今回のツァーではオプショナルツァーは一つだけで、みやげ物屋に連れて行かれることは一度もありませんでした。
それだけ内容が充実していて行程がぎっしり詰まっていたとも言えます。
ただし高地を歩きまわり強行軍で結構体力を使いました。
しかしこの日だけはとてもゆったりしていて親しくなったツァー仲間とカフェで過ごすこともできました。
スイスは物価も年収も世界一、日本よりかなり豊かな暮らしができているようでうらやましい限りです。
今回のツァー、北は福島、南は沖縄まで全国から人が集まり、東京からの参加は知る限り私たち夫婦だけでした。
パンフレットではこのツァーは4年間で8,000名以上が参加した人気No.1コースでお客満足度95%と宣伝していました。
旅慣れた人が多くスイスも二度、三度という人がおられました。
ツァー参加者は悠々自適の生活をしている年配者、また家庭菜園をしている人が多く、親しくなった千葉の人からは旅行後さっそく採りたてのなすびや玉ねぎをどっさり送ってきて下さいました。
一週間も一緒ですとお互い仲良くなりますし特に妻は話し好きで人から情報を聞き出すのが得意、反対にツァー客の中に「マンドリン弾かれるんですね」なんて私に言ってくる人がいて妻は私のこともベラベラ喋っているに違いありません。
事前に調べておいたおみやげの中で
・A.vogel(エイ・ヴォーゲル)のHerbamare Originalハーブソルト
・Montegaのエーデルワイス入りミントティー
・ツェルマットの牛乳石鹸
などを見つけて買い求めました。
ミントティーが飲んでとても爽やかです。
高級チョコレートは帰るまでに溶けてしまう心配がありましたのでもっぱら二大スーパー(コープとミグロ)を見つけては安物のチョコを仕入れました。
子も孫もいませんのでもっぱら自分たちが食べるためです。
餞別をもらっている手前、義母にはちょっと洒落たエーデルワイスの刺繍の入った白いポーチにしました。
昔のようにおみやげの定番である高級ワインや陶器など置物には興味がなくなりました。
留守中鉢植えのトマトとピーマンが枯れないか心配でしたが何とか無事でした。
「給水おまかせ君」がうまく機能してくれたようです。
なかなか楽しく思い出に残る旅行でした。
旅行中に勃発したトルコのテロ、そして22日のミュンヘンのテロ(今回ミュンヘンからバスでスイスに入りました)など危ないところでしたが、ノー天気の妻はもう秋の海外を考えているようです。
留守をしてもらう義母には申し訳ないですが、これからもできるだけ元気なうちに夫婦で仲良く趣味の旅行を楽しみたいと思っています(旅行記おわり)。
関連ブログ:
・ スイス旅行記 その8 (2016.07.26)
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