QAZのつれづれ日記

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地理学者

2011年04月06日 | 絵画
カテゴリーが絵画で「地理学者」と書いただけであゝあの絵のことかとわかる方はフェルメール通ということになりますね。

私もフェルメールの絵が好きでアムステルダムの国立美術館やハーグのマウリッツハイス美術館、フェルメールの故郷デルフトの地も訪れていますが、なにせフェルメールの作品はヨーロッパとアメリカの各所に散らばっていて、なかなか全作品踏破というわけにはゆきません。

ただ全作品といっても寡作でわずか30数点しかありませんから全ての作品名はすぐ記憶できてしまいますし、直接見ていなくても画集等で見慣れていてどの作品にも親しみがあります。

今回この「地理学者」の絵画は本邦初上陸、現在渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムに来ています。所蔵元であるフランクフルトのシュテーデル美術館改修工事に伴うものだそうです。



この絵は一番有名なあの「真珠の首飾りの少女」の数年あとに描かれ、「天文学者」とともに円熟期の作品と言われます。生涯をデルフトで過ごしたフェルメールですが、見果てぬ天と地に想いを馳せて描いたのでしょうか。機会を作って見てみたいと思います。


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