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QAZのつれづれ日記

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アメリカ西部大自然の旅(8)

2018年06月23日 | 旅行


現在ナバホネーション(ナバホ国家)と呼ばれるナバホ族の居留地(北海道くらいの面積の所に20万人が住んでいると言われます)はアメリカの中で準自治権が与えられ首都、国旗、国会、大統領、裁判所、警察、軍隊、大学などを備えあたかも独立国のような形態がとられています。

とは言えこれらは形だけのことで実際彼らは政府と州双方の厳しい管理下に置かれ現在も居留地の中で貧困に喘ぎ苦しんで生活しているのが実情のようです。
こんなことを考えますと、北朝鮮国内の残酷・卑劣な人権侵害問題を米国が非難する資格がどこにあるのかと思ってもしまいます。

モニュメントバレーに着く前の昼食は「ナバホタコ」というナバホ料理でした。
揚げたパン生地の上に豆や野菜がトッピングされています。
もちもちしていてとても美味しかったです。



店の隅に置いてあった花瓶です。

モニュメントバレーではビジターセンターから車に乗りいくつかのビューポイントを巡るオプショナルツァーに参加しました。
未舗装のデコボコ道を砂ぼこりを舞い上げながら疾走します。

ザ・ミトン&メリックビュート

スリーシスターズ

スリーシスターズ手前でつむじ風が立っています。

ジョンフォード・ポイント

ジョンフォード・ポイントではツァー客を馬に乗せ写真を撮る商売をしていました。

ノース・ウィンドウ

ツァーの最後、運転と案内をしてくれたナバホ族の人がインディアンドラムと言うのでしょうかタンバリンのような形の打楽器を叩いて2曲ばかり歌を披露してくれました。

素朴な歌でとても上手いというほどのものではありませんでしたが、ここに来るまでの道すがらバスの中でさんざんネイティブアメリカン悲哀の歴史をガイドに吹き込まれたツァー客ですから歌い終わるやワァーッとチップが集まりました。


彼らもここで歌えばチップが沢山集まると知ってか、きっと経験上の知恵が働いているのでしょう。(つづく)

関連ブログ:
アメリカ西部大自然の旅(9) (2018.06.27)
アメリカ西部大自然の旅(7) (2018.06.14)



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