今日、第4回目の「決算行政監視WT」を開催しました。
岡田康裕事務局長と共に会議を開催し、多くの参加者にご同席いただきながら、「平成20年度決算審査措置要求決議について講じた措置」について、財務省主計局次長の説明のもと、参議院決算委員会が求めた改善内容が実際に行われているのかを知ることができました。
平成20年度の措置要求決議については、警告決議が8項目、審査措置要求決議が5項目あり、いずれも昨年2月に参議院で議決されています。
例えば、公益法人に対する国などからの公費支出の必要性の検証や、独立行政法人の会計経理及び業務運用等における不適切な事態、高度救命処理シミュレータに係る消防庁の不透明な調達について、といった項目です。
参加議員からは、政府と国会がダブルチェックをすることにより会計処理の透明化を図ることができるとか、業務を効率化できた部署(職員)にインセンティブを与えることによって、さらなるムダの削減につながるといった意見が出ました。
来週前半にかけて、このWTではいよいよ詰めの協議を行っていきます。
行政改革調査会の一翼を担うWTとして責任感を持ちながら、しっかりとした議論をして参ります。