環境省では平成20年度から「レッドリスト」、いわゆる絶滅のおそれのある野生
生物のリストの見直し作業を行い、平成26年度の公表を目標に作業を進めています。
これまで3155種に定められていたレッドリストは、次回、3597種に拡大さ
れる予定で、絶滅が危惧されている種が多くなりつつあることが分かります。
さて、今回の公表で注目されたのは「日本ウナギ」に関することで、これまでは情
報不足のため「DD」とされていた分類から、「絶滅危惧IB類(EN)」という極
めて危険な状態に分類されました。
日本ウナギは北海道中部以南の日本各地に分布する種で、河口部で遡上するシラス
ウナギ(稚魚)の捕獲、河川整備による生息環境の消失などから減少が指摘されてき
ました。
昭和40年に2800万トンだった日本ウナギの漁獲量は、平成22年では200
万トンレベルにまで落ち込むなど、深刻な状態です。
私は、米国ロックフェラー財団の次期総帥で、米国NPO・セイラーズフォーザ
シーの創設者であるデイビット・ロックフェラーjrさんと共に海洋自然保護の取り組
みをさせていただいている関係から、レッドリストには大変興味を持っております。
引き続き、レッドリストに関する議論に参画し、皆様に情報提供をさせていただき
たいと思います。
※環境省HP http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15619 におい
て、この情報を見ることができます。