1971年
・巨人の皆木敏夫投手「22歳」が今シーズン限りで退団し、来季からは第二の尾崎を目指してゴルフに転向する。「3年間はガムシャラに練習するだけです。どうせ野球で失格したんです。今度はとことん頑張ってみますよ」巨人に4年在籍し、公式戦はもちろん未登板、イースタンリーグでも10試合に出ただけで1勝2敗。ゴルフに転向といえば聞こえはいいが、実際は自由契約選手として整理されたのだ。現役時代の年俸は100万円。栄光に背を向けたバッティング投手というカゲの存在に甘んじるならば、あるいは来年もまだ100万の年俸をとることができたかもしれない。だが皆木にはそれが我慢ならなかった。「阪急との日本シリーズの前に下手投げをやれっていわれたんですよ」転向を決意させたのは、この下手投げ指令だったという。巨人は自分を単なる投げる機械としてしか評価してない。すでに限界を知りつつあった皆木の心は、このときはっきりと決まったという。現在、3年後に行われるプロテストに向けてスタートをきっているが、「いまはまだハーフ45か
46ぐらい。これを合格点の36か37に持っていくには、大変な苦労があると思います。でも多摩川で練習に励んだことを考えれば、なんだってやれる」皆木はプロゴルファーとしての成功を決意した。
・巨人の皆木敏夫投手「22歳」が今シーズン限りで退団し、来季からは第二の尾崎を目指してゴルフに転向する。「3年間はガムシャラに練習するだけです。どうせ野球で失格したんです。今度はとことん頑張ってみますよ」巨人に4年在籍し、公式戦はもちろん未登板、イースタンリーグでも10試合に出ただけで1勝2敗。ゴルフに転向といえば聞こえはいいが、実際は自由契約選手として整理されたのだ。現役時代の年俸は100万円。栄光に背を向けたバッティング投手というカゲの存在に甘んじるならば、あるいは来年もまだ100万の年俸をとることができたかもしれない。だが皆木にはそれが我慢ならなかった。「阪急との日本シリーズの前に下手投げをやれっていわれたんですよ」転向を決意させたのは、この下手投げ指令だったという。巨人は自分を単なる投げる機械としてしか評価してない。すでに限界を知りつつあった皆木の心は、このときはっきりと決まったという。現在、3年後に行われるプロテストに向けてスタートをきっているが、「いまはまだハーフ45か
46ぐらい。これを合格点の36か37に持っていくには、大変な苦労があると思います。でも多摩川で練習に励んだことを考えれば、なんだってやれる」皆木はプロゴルファーとしての成功を決意した。
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