1975年
かつての尾崎将司(元西鉄)のように、プロ・ゴルファーへの転向組が多いのも、生活していく上での方便を求めるためだ。すでにもう四人が名乗りをあげている。中でも「転向」の決心が早かったのは、中日の氏家雅之投手(23)、四十五年、愛知県の高校からドラフト一位で入団。これも一軍に出場することなく引退。失意の胸中を示すかのように「他人には居所を知らせないでほしい」といい置いて、十一月二十三日から家を出ている。「息子はいま、静岡県のあるゴルフ練習場に住み込んでいます。もう一度勝負してみたい、といって・・・・・。サラリーマンになったら、と勧めても聞きませんでした。一人前になるまでは、家にも帰らないといっています」。母親(46)の言葉だった。氏家投手のほかには、中日ー近鉄に計七年在籍して自由契約となった川口孝秀投手(25)が、これまで一度も握ったことがないクラブを振る。
かつての尾崎将司(元西鉄)のように、プロ・ゴルファーへの転向組が多いのも、生活していく上での方便を求めるためだ。すでにもう四人が名乗りをあげている。中でも「転向」の決心が早かったのは、中日の氏家雅之投手(23)、四十五年、愛知県の高校からドラフト一位で入団。これも一軍に出場することなく引退。失意の胸中を示すかのように「他人には居所を知らせないでほしい」といい置いて、十一月二十三日から家を出ている。「息子はいま、静岡県のあるゴルフ練習場に住み込んでいます。もう一度勝負してみたい、といって・・・・・。サラリーマンになったら、と勧めても聞きませんでした。一人前になるまでは、家にも帰らないといっています」。母親(46)の言葉だった。氏家投手のほかには、中日ー近鉄に計七年在籍して自由契約となった川口孝秀投手(25)が、これまで一度も握ったことがないクラブを振る。
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