1961年
香椎で行われている西鉄の練習に、小川康雄捕手=(19)=が加わっている。小川捕手は昨年菊池内野手とともに東北高から入団した二年生だが、昨年秋の健康診断で肺浸潤と診断され、昨年十二月からことしの四月まで専大国立病院に入院していた。そのご自宅療養にきりかえ静養していたところ、完全に回復したのでかけつけたもの。一年前とは見違えるばかりにふとり、元気をとりもどしている。聞いてみると当時は66㌔、いまは77㌔もあるそうだ。「もう飛んでもはねてもなんともない」という同選手は、他の選手たちと同じような練習。むしろ「オレはいまチームでビリケツです。十カ月間のブランクは大きい」と人並み以上に真剣な表情でボールを追い、バットを振っている。
香椎で行われている西鉄の練習に、小川康雄捕手=(19)=が加わっている。小川捕手は昨年菊池内野手とともに東北高から入団した二年生だが、昨年秋の健康診断で肺浸潤と診断され、昨年十二月からことしの四月まで専大国立病院に入院していた。そのご自宅療養にきりかえ静養していたところ、完全に回復したのでかけつけたもの。一年前とは見違えるばかりにふとり、元気をとりもどしている。聞いてみると当時は66㌔、いまは77㌔もあるそうだ。「もう飛んでもはねてもなんともない」という同選手は、他の選手たちと同じような練習。むしろ「オレはいまチームでビリケツです。十カ月間のブランクは大きい」と人並み以上に真剣な表情でボールを追い、バットを振っている。
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