そのときはまだ、始まったばかりで空き家になった建物がまだ建っていました。
それで昨日は、その後どうなっているかを見に行きました。
段原山崎町には、私が好きな洋館付き住宅の傑作だと思っている建物があるので特に気にかかります。
この建物も無くなってしまうかと思うと残念ですし、最後を見届けたいなと思っているのです。
サティの方から歩いていくと、私の好きな洋館付き住宅はまだ解体されていない。
郵便局は空っぽだけど建物は残っていたが、両横や後ろはもう原っぱだ。
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この地区の解体工期は、11月5日までなのでほぼ完了しているのだろう。
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霞町団地のはずれの通りから、比治山の方を見る。
まだ残っている段原山崎町の家々も、次の工期で解体され、比治山がもっと近くに見えるようになるだろう。
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これで、原爆の被災を免れた古い町並みがまもなく姿を消してしまうが、新しい町となるには、
まだこれから区画をしたり、水道、下水道、ガス管を敷設したりして、やっと建物の建築が始まるので、
まだ時間がかかるが、帰ってきた人が住みよい町作りが行われる事を願っています。
この建物が、私が好きな洋館付住宅です。
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