何時も歩く二又川の土手の道に、塀からはみ出た柿の木があります。
今年は、柿の当たり年で柿の木に沢山の実が付いていた。
しかしよく見ると、柿の実の形が違う。
富有柿と西条柿だ。
その柿の木の写真を撮っていたら、通りがかりの人が不思議そうに柿の木を見たので、
「一本の木に2種類の柿の実が生っていますよ」と教えたら近づいて確認していた。
そして「何の柿ですかね?」と私に聞かれた。
そうすると塀の中から男の人の声で「富有と西条です。」
「接ぎ木したのです」と言われた。
一本の木で、2種類の柿を食べられるなんて羨ましい。
手前の実が富有柿、向こうの方は西条柿です。接ぎ木部分が右上の赤い紙で包んだ所らしい。
富有柿は甘柿なのですぐ食べられる。 西条柿は渋柿なので、渋を抜かなくてはいけない。
渋の抜き方は、アルコール(焼酎でも良い)をヘタの部分に塗りビニール袋に入れておけば2~3日で甘くなる。
私は、渋を抜いた西条柿の種の周りのツルンとして噛むとプルンとしたのが好きだ。
また、果肉の所は柔らかくなり、ズズッとしゃぶって食べる。
文章に出来ない。
我が家も、家を建替えるまでは、西条柿も1本あったのでよく食べた。
富有柿の方は、少し硬いぐらいが好きだ。
今年の我が家の、富有柿は小粒だが、もう甘かった。
カラスに食べられる前に、半分ぐらいもいだ。
これが、道からはみ出ている柿の木。
最新の画像[もっと見る]