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韓国映画」「茲山魚譜 チャサンオボ」

2023-09-18 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「茲山魚譜 チャサンオボ」 予告

2021年の韓国映画
ソル・ギョングとピョン・ヨハン、W主演の歴史ドラマ。
キリスト教への弾圧で流刑になった天才学者が出会ったのは、向学心旺盛な若き漁師。
師弟となった2人の交流を描く。



韓国で有名な海洋生物学書「茲山魚譜(チャサンオボ)」(朝鮮語原題:자산어보)に記された史実をもとに、
韓国時代劇の巨匠『王の運命―歴史を変えた八日間―』のイ・ジュニクが監督が映画化。
キル・ボクスン」の演技派俳優ソル・ギョングが見た目からたたずまいまで、
天才学者チョン・ヤクチョン役を持ち前のカメレオンぶりとユーモアを交えた演技で見せる。
ドラマ「ミセン-未生-」「六流が飛ぶ」で人気が出た若手ピョン・ヨハンも
ベテラン、ソル・ギョングの胸を借り、学問への欲求と野心を抱く漁師チャンデ役を快演。


ほか『パラサイト 半地下の家族』のイ・ジョンウン


エクストリーム・ジョブ』のリュ・スンリョン、
キム秘書はいったい、なぜ?』のカン・ギヨンは師弟関係で、


ハード・ヒット 発信制限』のチョ・ウジンらが脇を固める。


水墨画を思わせるようなモノクロームの画面が美しい。
(Webより抜粋)




編纂に際して丁若銓は、広く地元住民の元を尋ねたものの、方言が激しくて意思疎通にも困難を感じた。
しかし、住民の中で書物に親しんでいた昌大(チャンデ)が丁若銓と言葉が通じるだけでなく、
その観察眼が沈着精密で、普段から草木鳥魚の性質や特徴を細かく観察し、
深く思索して会得していることに驚き、協力を仰いだことが本書の自序に見え広く知られている。
(Wikipediaより抜粋)

 

 

■韓国映画「茲山魚譜 チャサンオボ」


史劇作品を観たくてこの映画を観たところ、「イ・サン」や「トキメキ☆成均館スキャンダル
にも登場した丁若鏞(チョン・ヤギョン)の兄弟の話だと知り、一気に興味が沸きました。
モノクロ映画だったので、古い作品かと思ったら意外に近年の作品で新鮮でした。

野心を持たない穏健な人物で正祖に重用されていたチョン・ヤギョンが
水原にある華城を築城したことは有名ですが、
正祖が亡くなった後、流刑にされてしまったところまではドラマなどで知りました。
この作品がその後の話になるので興味津々でした。

3兄弟のうち長兄の丁若鍾は大逆罪で刑死、丁若銓(チョン・ヤクチョン)は黒山島、
丁若鏞(チョン・ヤギョン)は康津に、海を挟んでそれぞれ流配されていて、
その間の交流シーンもとても興味深かったです。
それにしてもこの3兄弟の名前が似かよっていて混乱します。

丁若鏞(チョン・ヤギョン)役をリュ・スンリョンさんが演じていて、
兄弟そろって博識で、配流中に蔵書を利用して研究・著作に専念したシーンもあり
この映画のすべてが興味深くて面白かったです。

しかも脇を固める俳優がかなりお気に入りの名優揃いの作品で驚きました。
ソル・ギョングさんとピョン・ヨハンさんの師弟関係になっていくストーリーも
その後、互いの思想が異なっていくのですが、出世したくて両班階級になったチャンデが
現実の李氏朝鮮の腐敗した状況を目の当たりにして失望し、島へ返っていく辺りも良かったです。

その後、チャンデがどのように暮らしたのか?知りたいところでした。
とても良い映画を観ることが出来て良かったです。



■STORY
李氏朝鮮時代の1801年。
第22代国王正祖の後を継ぐ幼い王純祖に代わって権力を握ったその曽祖母は、
天主教(カトリック)に対する迫害を行ない、前王の側近を追放してしまう。



熱心なカトリック教徒だった天才学者丁若銓(チョン・ヤクチョン)も黒山島に流刑となるが、
彼は島民の誰よりも海の生き物に詳しかった。
島の豊かな海と自然に感銘を受け、貧しいが親切な人々と交流するなかで、
庶民のための“海洋生物学書”を書き記すことを決心する。



やがて島で出会った海の生き物に詳しい若き漁師の昌大(チャンデ)と知り合うと、
学問を教える代わりに海の知識を伝授してほしいと持ち掛ける。
そして、魚類図鑑である『茲山魚譜(チャサンオボ)』を執筆し、
お互いの師匠であり友人になっていく。


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