気ままなLife♪

韓国ドラマ・映画の鑑賞録ブログです♪
たまに、美味しい食事&美術鑑賞&旅行も!

韓国映画「ロ・ギワン」

2024-03-13 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「ロ・ギワン」 予告

2024年の韓国映画
「彼は希望を育む術と地の果てまで絶望する術を同時に鍛えなければならなかった」
主人公の北朝鮮の青年、ロ・ギワンが脱北してからの「壮絶な軌跡」をロマンスを絡めて描いた作品。
原作はチョ・へジンの小説『ロ・ギワンに会った』。



主人公ロ・ギワンを演じたソン・ジュンギは映画『霜花店 運命、その愛』でデビュー。
その後、『トキメキ☆成均館スキャンダル』では、酒好き、女好き、遊び好きの、大金持ちの道楽息子ク・ヨンハ、
太陽の末裔 Love Under The Sun』では世の女性をメロメロにした特殊戦司令部大尉のユ・シジン、
ヴィンチェンツォ』では華麗で残酷なマフィア、ヴィンチェンツォ・カサノと、
数々の人気キャラクターを世に送り出してきた韓国のトップ俳優。
アスダル年代記』での一人二役や、『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』での演技も秀抜で
ソン・ジュンギは、その他にも挙げきれないほどの作品に出演している。
その演技力で観るものを酔わせる力を持った俳優が華麗な衣装もメイクもなく、
北朝鮮から脱北してきた青年ロ・ギワンを体当たり演技で演じたのが『ロ・ギワン』だ。



ロ・ギワンを生かすために、母オクヒ(キム・ソンリョン)の取った行動が、
結果的にロ・ギワンを身を切るような辛さへと突き落とす。
ベルギーに渡り一安心かと思いきや、難民申請がスムーズにいかないという展開に陥る。
ヨーロッパが抱える難民問題を、映画を通して我々が知る瞬間だ。

難民認定の壁、臓器売買、さらにはロ・ギワンがのちに出会う女性マリ(チェ・ソンウン)
の母チョンジュ(イ・イルファ)の安楽死問題と、本作では様々な社会問題が描かれる。
マリを演じるのは、「スタートアップ!」『アンナラスマナラ -魔法の旋律-』のチェ・ソンウン。
(Webより抜粋)

 

 

■韓国映画「ロ・ギワン」


久しぶりのソン・ジュンギさんの作品だったので観てみました。
ギワンの置かれた境遇がもうズタボロ状態で、貧しさだけではなく
安心して過ごせる国が無いというところが悲壮感でいっぱいでした。

私たちはこんな平和な国で暮らしているので、亡命だとか難民となることなど
無縁だと思っています。
でも、ニュースなどを観ると国が戦争に巻き込まれて、ある日突然自分の住処を無くした
ということがどれほど困難なことなのか?この映画を観ているとそう感じてしまいました。

自分の身分を証明するすべもなく、役所と葛藤するシーンや周囲の人に騙されるなど
この映画の原作となった実在の人物が経験したであろう出来事が過酷過ぎました。
母親の最後の言葉「生き延びて」と言われて、辛い苦しい中でも生きるために
困難にも耐えて生きる姿のソン・ジュンギさんが良かった作品でした。

 

■STORY

生きるために身一つで母国を抜け出し、人生最後の希望を抱いて
ベルギーに密入国した脱北者のロ・ギワン(ソン・ジュンギ)は、
生きる希望をなくした元射撃選手でベルギー国籍を持つ韓国人女性マリと出会う。



必死に生きようとするギワンと、生きる理由を失いさまようマリ。
“生きる”ということに対照的な2人は、暗く厳しい現実を前に、やがて惹かれ合うようになるが……。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国ドラマ「悪の心を読む者... | トップ | 韓国ドラマ「復讐代行人 ~... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
世界の現実 (ミヤコフ)
2024-03-14 16:13:40
今日は、新しいクールの時期で最終回を迎えたドラマ、新ドラマの時期ですね。二本でも毎週見ていた
「正直不動産2」が終わり、また日本のドラマで視るものが無くなりました。

さて、私もロ・ギワンを視ました。
北朝鮮が舞台のドラマを視ると、日本人で有難いなとつくづく思います。
毎日帰宅する場所があり、暖かい布団で眠り、衣食住にそこまで困ることはありません。
北朝鮮では自分の生まれた階級によって、毎日を生きることすら命懸け、という状況が当たり前の国。
今の私たちがいきなり北に送り込まれたら、3日で飢え死にしてしまいますよね。
普通の生活ですが、これがどんなに有難いなとつくづく感じます。
救いは最後、ロ・ギワンが幸せを掴んだことです。正直、結局は映画で現実はこんな結末にはならないとは思うのですが。。。

世界がこの現実を知っているのに、他国の事だから、何も手助けできないのが現実でしょう。
しかも遠くではない国の現状がこうなのですから。
韓国へ行ったとき、北朝鮮側の山が見えました。
木が全く生えてない茶色の山でした。
理由は木を全部切り、燃料にしているそうです。
日本では、暖炉が羨ましいと言ってるくらいなのに。そんなことを思い出しました。

しかし、ソンジュンギssiの若い事と言ったら凄い!
男前が演ずる陰を背負ったお役は、いつもと違って
哀愁があり素敵でした
返信する
ミヤコフ様 (pure-orange-aug)
2024-03-15 23:55:19
いつもコメントありがとうございます。

ミヤコフさんのコメントに共感します!
日本に産まれて本当に良かったなと・・・。
でも平和ボケしていて危機感を感じていないので
こういった作品を観ると、世の中にはその国に産まれたせいで
酷い生活をしている人たちがたくさんいることを知ります。
亡命の難しさもこんなに過酷なんだと知りました。
私は実話系の作品を観ることも好きなのですが、
こういった自分が知らない世界を垣間見れるからです。
観終わった後は、いろいろと考えさせられますね。

実際に北朝鮮に近いところをご覧になったミヤコフさんは
尚更感じるでしょうね~。

ズタボロなソン・ジュンギさんの必死感がたまらなく良かったし、
最後は平穏に暮らせて本当に良かったですよね。
返信する

コメントを投稿

韓国史劇・ドラマ・映画」カテゴリの最新記事