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韓国ドラマ「サムシクおじさん」

2024-06-23 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国ドラマ「サムシクおじさん」 予告

2024年の韓国ドラマ
パラサイト 半地下の家族』で米国アカデミー作品賞を、
2022年には主演作『ベイビー・ブローカー』でカンヌ国際映画祭
主演男優賞を受賞した国民的俳優ソン・ガンホ、連続ドラマ初出演!

1960年代の韓国を舞台に“サムシクおじさん”の愛称で呼ばれる
謎の政治フィクサー、パク・ドゥチルと、
野心あふれる理想主義の青年キム・サンが、
戦後の苦境にあえぐ韓国を豊かな国に変えるため奮闘するさまが描かれる。

1950~60年代の韓国社会を代表する大きな事件を一つの作品に盛り込み
初代大統領の不正選挙(1960年3.15不正選挙)、
政権に反発した学生たちの大規模なデモ(1960年4.19民主化運動)、
クーデターで政権を奪取した事件(1961年5.16軍事クーデター)が背景となっている。

激動の時代を生きながらも一日三食は飢えさせないという
自らの鉄則を持つ人物“サムシクおじさん”にソン・ガンホ、
陸軍士官学校出身の超エリートでオルブライト奨学生として
アメリカで研修中に専攻を経済学に変え、韓国を産業国家に
築き上げる夢を抱いて帰国した青年キム・サンに「茲山魚譜(チャサンオボ)」のピョン・ヨハン。
最高指導者になり国を支配するという野望を抱いている、
次期指導者候補の一人カン・ソンミンに「ソウル・バイブス」「秘密の森」などのイ・ギュヒョン。



国文科を首席で卒業したエリートで次期指導者の有力候補である
国会議員チュ・インテ(オ・グァンロク)の娘チュ・ヨンジに
ここに来て抱きしめて」のチン・ギジュ。
陸軍少将で将軍でパク・ドゥチルの友人。
色々と手助けをしているチャン・ドゥシク役に「自白」などのユ・ジェミョン。
そのほかに「エージェントなお仕事」のソ・ヒョヌ、などの実力派俳優が脇を固める。
(Webより抜粋)

 

 

■韓国ドラマ「サムシクおじさん」


ピョン・ヨハンさんは「ミセンー未生」や「六流が飛ぶ」「ミスターサンシャイン」など
どの作品のキャラクターにもハマってしまうお気に入りの俳優です。
今回はソン・ガンホさんとの共演作品という事で期待していたのですが、
ストーリーが政権絡みなので関係がややこしく、よ~く観ていないと
分からなくなってしまうので、観ているとちょっと疲れました。

父親に不満を抱いていたソンミンと共にテミンがソンミンの父親を
倉庫ごと爆破して殺害にもかかわらず、ソンミンは自分が信義社を立ち上げた
張本人であるという秘密を知っているテミンを殺害しようとしたり、
ソンミンと手を組んでいたかに思えたドゥチルが
テミンに会いに行ってソンミンの政治生命を断つ計画を打ち明けたりと
コロコロと関係が変わっていき、どれがドゥチルの真意なのかとても複雑でした。

ソンミンが立ち上げた信義社は政治家を相手に暗殺を繰り返すテロ集団で
政治家になりたいソンミンがアン会長の息子を殺害したのに
抜け抜けとアン会長に援助を求めるしたたかさ。
不要となれば仲間も切り捨てる冷酷さがあって、人間不信になりそう💦

面白かったところはやっぱりソン・ガンホさん演じるドゥチルの人脈網で、
とにかく社交上手で、街の至る所に協力者がいて情報の伝達の早さやn
確実に任務をこなしてくれる人々を操る話術がさすがな演技でした。

韓国人にとっては忘れられない事件ばかりを取り扱っていますが、
当時のことをもっとよく知っていれば面白い作品なんだと感じました。


※Wikipediaより抜粋
【1960年3.15不正選挙】
大韓民国の第4代目の正大統領と副大統領を選出するために行われた選挙。
当時既にかなりの高齢(当時84歳)であった李承晩の後継問題にあった。
李承晩(イ・スンマン)政権の維持のため、与党自由党や官憲を動員した
大規模な不正選挙が行なわれ、12年間に渡る李承晩政権を崩壊させた
4.19革命の導火線ともなった。

野党である民主党は趙炳玉と張勉を正副大統領候補に擁して選挙戦を戦ったが、
選挙運動最中日に趙炳玉が死去、李承晩の4選は半ば確実となった。
しかし、副大統領選挙は張が優勢なまま選挙戦が進み、
前回大統領選同様に与野党で正副大統領を分け合う事態が再来し兼ねなかった。
このため政府・与党は官僚機構や御用組織・暴力団まで動員して
全力を尽くした不正選挙を行い、李起鵬を当選させるまでこぎつけた
これに対し民主党は投票締め切り30分前に、本選挙は不正選挙で無効であることを宣言した。

【1960年4.19民主化運動】四月革命
1960年3月に行われた第4代大統領選挙(3.15不正選挙)における
李承晩による大規模な不正選挙に反発した学生や市民による民衆デモにより、
当時、第四代韓国大統領の座にあった李承晩が下野した事件。

【1961年5.16軍事クーデター】
朴正煕少将(第2野戦軍副司令官、後の韓国大統領)などが
軍事革命委員会の名の下に起こした。
不正腐敗を働いた高級軍人を追放するため下級将校によって進められた
「整軍運動」が失敗し、運動の首謀者が追放されそうになっていた。
こうした背景の下、予備役中領(中佐)を初めとする陸士8期生の
佐官級将校9名によって計画が策定され、彼らがクーデターを主導した。

当初クーデターは、4.19学生革命から1周年となる1961年4月19日を予定し、
革命1周年を記念する民衆蜂起或いは学生デモを鎮圧する口実の下に行う予定でいた。
しかし、4月19日は期待していた民衆蜂起や学生デモが起こらず平穏に過ぎたため、
クーデター部隊を出動させることができず失敗した。
そのため、クーデター決行日を5月12日に延期し、再度計画を練り直したが、
クーデター勢力の同志である李鍾泰大佐が計画を漏洩してしまったため、
再度計画は延期され、1961年5月16日が最終決行日とされた。

朴正煕少将を最高指揮官とする革命軍は、漢江大橋付近で
憲兵第7中隊50余名と銃撃戦を行った以外は、
大きな抵抗も無しに中央庁や国会議事堂などソウル市内の主要部分を制圧した。


■STORY

1960年代の韓国を舞台に、自国の運命をなんとか好転させようと奔走する
野心あふれる理想主義的な青年キム・サン(ピョン・ヨハン)と、
影で暗躍する謎の政治フィクサー、サムシク(ソン・ガンホ)を描く。



四一(サイル)開発の社長パク・ドゥチル(ソン・ガンホ)の長年の夢は、
財界20位内のトップ企業の集まりで国を自由自在に操る「青優会」の
正式メンバーに認められることだ。



そのために、これまで国の石油事業を推進してきた。
そして苦労の末、遂に夢が叶おうとしていたその矢先、
あろうことか海外の投資企業から「韓国政府は信用できない」と
ひっくり返されそうになり、すべてが水泡に帰す危機に追い込まれる。



ドゥチルは、これまで自分が汚れ仕事を一手に請け負ってきた国会議員
カン・ソンミン(イ・ギュヒョン)に助けを求めるが、
代わりに自分を脅し続ける部下ユン・パルボン(ムン・ジョンウォン)を
殺すよう指示される。



仲間を殺すよう命じられたドゥチルは、次はすべてを知る自分の番ではと思い、
新たに利用できる人物を探し始める。
そして、有力な次期指導者の娘の婚約者で韓国を産業国家にするという夢を持つ
エリート青年キム・サン(ピョン・ヨハン)に目をつけ近づいていく…。
2人は、戦後の苦境にあえぐ韓国を、誰もが1日3食を食べられる
豊かな国に変えることを目標に、不穏なパートナーシップを組むが…。


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