韓国ドラマ「涙の女王」

■韓国ドラマ「涙の女王」　予告

2024年の韓国ドラマ
財閥クイーンズグループの令嬢でデパートの女王ホン・ヘインと、
ヨンドゥ里の里長の息子でスーパーマーケットの王子ペク・ヒョヌの、
3年目の夫婦の危機と奇跡のように再び始まるラブストーリーを描く。

脚本は『愛の不時着』で日本に第4次韓流ブームを巻き起こした大ヒットメーカーのパク・ジウン。
監督は、ヒットメーカーで『ヴィンチェンツォ』『シスターズ』を世に送り出したキム・ヒウォン。
財閥家の婿役を演じるのは『サイコだけど大丈夫』以来4年ぶりとなるキム・スヒョン。
『クリスマスに雪は降るの？』の子役としての演技が評判となり、
その後ペ・ヨンジュンのドラマ「ドリーム・ハイ」や映画「10人の泥棒たち」の大ヒット作に出演。
主演作品『太陽を抱く月』『星から来たあなた』の大ヒットにより世界的スターとなる。



勝気で冷徹な様子を見せながらも、不器用に夫ペク・ヒョヌへの愛を抱く財閥令嬢で、
クイーンズデパートの社長ホン・ヘインを演じるキム・ジウォンも
パク・ソジュンと共演の『サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～』や
ソン・ジュンギと共演の『アスダル年代記』、チ・チャンウクと共演の『都会の男女の恋愛法』
チン・グと共演の「太陽の末裔」など人気俳優との共演が相次ぎ、
ソン・ソックとの恋愛がヒット作となった『私の解放日誌』にも出演。



ほか、『雲が描いた月明り』『その年、私たちは』『ビッグマウス』のクァク・ドンヨン
『ペーパー・ハウス・コリア：統一通貨を奪え』のイ・ジュビンが出演。
（Webより抜粋）

■韓国ドラマ「涙の女王」

キム・スヒョンさん待望のドラマでしたが、私にとってこのドラマは優勝レベルでした。
笑えるし、泣けるし、面白すぎて、どのシーンにも目が離せず、
1話としては長い毎回1時間30分弱の時間があっという間に過ぎます。



1話の序盤から素敵なブライダルシーンでしたが、ヒョヌとヘインが世紀の結婚を果たした場所が
ヒョンビンとソン・イェジンさんが挙式した場所で有名なグランドウォーカーヒルソウルだったり
カメオ出演も『サイコだけど大丈夫』で兄弟役で共演したオ・ジョンセさんや
「クリスマスに雪は降るの」でも共演したソン・ジュンギさんだったりで
「ヴィンチェンツォ」などこれまでに出演した作品をパロったりとユニークな演出。
ヒョヌ（キム・スヒョン）のキャラクターも「シークレット・ミッション」の
エリートスパイ、リュファンみたいで、抜けてるかと思えば
いざとなるとサッと登場する2話の終盤の狩猟場でのシーンはカッコ良すぎでした。

泥酔するところは「プロデューサー」のスンチャンみたいでキュートだったり、
ベッドシーンや嫉妬するところなんて「太陽を抱く月」のイ・フォンのようでもあり、
とにかく観ていて歴代の作品を思い出して、ムフフ状態。
このドラマにすっかりハマってしまいました。



格差婚の中ですっかり冷え切っていたと思っていた夫婦仲の間に挟まれた
互いの秘書たちの本音の愚痴が毎回とても面白くて良かったです。
特にナム秘書役でApinkのユン・ボミさんの表情やセリフの言い方が笑える！
このドラマで初めて知りましたが、演技が上手でした。

キム・ジウォンさんは「朝鮮名探偵３　鬼＜トッケビ＞の秘密」以来の鑑賞でしたが、
「サム・マイ・ウェイ」のエラのような豪傑キャラで強がっているものの、
内心はやっぱり乙女で、生まれ育った孤独な環境の中で誰かの助けを待って、
本当に好きなのはヒョヌだけってところが凄く良かったです。
ちょっとうぬぼれが強くて、ヒョヌの想いとは裏腹で対照的なシーンも笑っちゃう。



パク・ソンフンさんはまたまた「ザ・グローリー」に続いて悪役でしたが、
こういうキャラが上手いし似合いますね～。
歪んだ生い立ちがサイコパス的な性格を生んで、裏に隠された鋭い視線が
冷徹でホントに悪どいけれどもカッコ良かったです。

ギクシャクしていたへインの冷たい家族関係も、温かなヒョヌの家族とは正反対でしたが、
最後はみんな仲良く円満でまた良かったです。
視聴率も「愛の不時着」超えしたそうですが、納得の面白さ。
これは間違いなく名作ドラマで、キム・スヒョンさんの作品の中でも記憶に残り、
私としてはこれまでに観たお気に入りラブコメの中で「トッケビ」を超えました。

💛お気に入りのラブコメ作品　　※過去作品もどれも面白いです。

「星から来たあなた」　キム・スヒョン＆チョン・ジヒョン
「トッケビ　～君がくれた愛しい日々～」　コン・ユ＆キム・ゴウン
「彼女はキレイだった」　パク・ソジュン＆ファン・ジョンウム
「主君の太陽」　ソ・ジソブ＆コン・ヒョジン
「その恋、断固お断りします」　ユ・テオ＆キム・オクビン
「逆転の女王」　パク・シフ＆キム・ナムジュ

このドラマを観ていたら懐かしくなって「太陽を抱く月」と「シークレット・ミッション」を
また再鑑賞してしまいましたが、どちらも何度観ても面白かったです。
「太陽を抱く月」を観ていて発見したのですが、なんとパク・ソンフンさんが半裸にされた
武官役で出演していたんです
当時は無名で全く気付かなかったのですが、今になって観ればはっきりとわかりました。
過去の作品も振り返って観ると、今はトップ俳優となった人たちの初期の無名時代を観ることが出来て
それもまた嬉しかったです。

■STORY

田舎の村出身だが、頭脳明晰で抜群のルックスを持つペク・ヒョヌ（キム・スヒョン）と、
“デパート業界の女王”として知られる財閥クイーンズグループの3代目の
ホン・ヘイン（キム・ジウォン）は結婚3周年を迎える夫婦。



だが、度重なるすれ違いから夫婦生活は破綻寸前。
ヒョヌが離婚を検討していた矢先、ある危機に見舞われたことで、
2人の恋が再び動き出す。