明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

墓参り

2020-08-13 | グルメ
お盆の墓参り。
3月以来5カ月ぶりの墓参りだ。
猛暑ゆえ、夕方日が落ちてからのお参りとなった。
うちの子たちも弟のところも誰も帰省せず、
いつものメンバー、母と弟夫婦と私の4人。

手入れが行き届いている墓地、
雑草もほとんど生えていないので助かる。



墓参りのあとは、いつもの和食のお店で夕食。
今回は入り口でアルコールの手指消毒があった。

個室で、席もじゅうぶんな間隔があったので、
少々のおしゃべりは大丈夫だろう。


(編集をサボってGoogleフォト画面の切り抜きでお茶を濁しておりますm(__)m
料理は下段右ヴィシソワーズから始まり左へ。上段右から左へ)



(続き。同上。m(__)m )

おいしいものを少しずつ。
母にとっては人生最大の楽しみだ。

私も今年はほとんど外食をしていないので、
久しぶりのおいしいもの、普段食べられないものに感激!
鰻の鮨、鱧とマツタケのお吸い物・・・



お刺身を食べ終えたところで、母にちょっとした異変が

「どうしたんやろ?喉が詰まったみたい。入っていかへん」

え!? 何が起こった?

少し吐き気もあるようだ。
急いで義妹がビニール袋を差し出し、背中をさする。
何も出てこない。

「なんかおかしいわ」と母。

「エアコン効き過ぎ? 冷えた?」
「お酒が回った?」(ひと口だけ冷酒を口にしていた)
「おなかのきついズボン履いてない?」
「深呼吸して」

おかしいと言うだけで、どこがどうおかしいのか、
うまく説明できない母。
顔色は普通、呼吸も出来ている。意識もちゃんとしている。

エアコンを切ってもらい、ひざ掛けを持ってきてもらった。


次の焼き物、揚げ物は食べられず、ご飯も食べられず。
これはお店の好意で持ち帰りのお弁当にしてもらった。
味噌汁とデザートのフルーツゼリー寄せは食べられた。

帰るころにはもう何もなかったようにケロッとしていた。


翌朝、気になるので母に電話したら、何ともないという。
お弁当を朝食べたらおいしかったと。

まぁ大事にならずよかったが、
以前は締めのご飯以外は食べられたのに、
元々細い食がますます細くなったのかと思うと、
そこはやはりいくら若く見えても、年のせいだろうか。
楽しくて結構はしゃいでいたから、
よく噛まずに飲み込んでいたのかも。
熱中症気味だったかもしれない。

母の老化が一段階、進んだような気がした。
エアコンも何度言っても使わないし、
しばらくはワン切りと言わずに会話して
異常がないか、注意しないといけない。