明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

近居へ

2015-05-25 | 母との確執

「実家に帰らせていただきます」

ひと昔前のセリフじゃないが、
ここがあるから思い切って離婚にも踏み出せた…実家という場所。

心休まる場所、いつでも温かく迎えてくれる、逃げ込める場所
のはずが、私にとってはそうではなかったという話



実家に戻ることについて、母とはよく話し合い
お互い納得したつもりだった。

でも一緒に暮らしてみると、お互いがお互いのストレス源に

そうなりそうな予感はあったが、
努力で何とかなると思っていた私の読みが甘かった

実の母娘なのに、否、実の母娘だからこその葛藤…
ストッパーとなるべきワンニャン  の存在もない(爆)

お互い何十年と別に暮らしてきてそれぞれの生活スタイルが出来上がっている。

母にはまだまだ人の世話にはならないというプライドがあり、
そこに勝手に私が入り込んで勝手に引っ掻き回しているということらしい。



「勝手に帰ってきて…。私の育て方が悪かったから…」

「○○さんとこの娘さんは離婚しても前の家もらって住んでた」
etc...

口では言い返してもひと言ひと言がグサグサ突き刺さる^^;
私はそんなに恥かしい娘なのか?
ほんとは帰ってきてほしくなかったってことね。





実は府住宅供給公社の賃貸物件に入れることになった。

やっと…
去年の秋ごろから探していたが、なかなか当たらなかった。

2DKの小さな部屋だが、実家とは駅ひとつだから何かあっても駆けつけられる。

駅から徒歩圏、人気の場所なのでまともに借りれば賃料も高いが、
公社なのに加えて高齢者向け優良賃貸住宅ということで
60歳以上なら家賃補助が受けられる。
over60でよかった (^-^)

物理的に適度な距離を取ることで、関係改善されればよいのだが。
時々、家事の手助けという形で見守ろうと思っている。


「 週イチで掃除に来るからね 」

コンマ数秒の隙間もなく、「 いらんわ! 」 と返ってきた