多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

ごちゃ混ぜの国シンガポール(37)-フラトン・ホテル Part-1

2004-12-23 23:42:01 | Singapore
マーライオン像を正面から撮影すると必ずその背景に映るこの建物がフラトン・ホテル。写真で見るよりも遥かに重量感があり、荘厳さを感じさせる建物である。ウオーターフロントに面して位置していることから、何やら巨大豪華船をも想起させる。

人はホテルに一体何を求めることであろうか。
安らぎ、非日常の空間、格別の時間、豪華さ、快適さ....。
このフラトンにはこのような要素が確実に備わっているように思われる。

1928年に創設されたこの建物は役所、郵便局などに利用された上で現在に至っている、というが、荘厳な外観と、中の贅沢な空間は、数あるシンガポールの高級ホテルの中でも横綱級の格を感じさせる。いや、欧州や米国の歴史あるホテルと比較しても、決して引けを取らない堂々たる構えをしているし、日本のホテルでは恐らく比類するものは残念ながらなかろう。

色んな顔を持っており、その点外観だけでも多様な楽しみを感じることの出来る稀有なホテルである。幾つかのフラトンの表情の中で、我輩は正面玄関の顔が悪くない、と思っておる者である。

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