多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

札幌(8) ラーメン横丁

2004-11-18 23:36:53 | Trip
ススキノのニッカのおじさんの看板のところから左(東)へ30秒ほど歩いたところにあるのが、ラーメン横丁。

横丁、というより、穴倉、であるが、この中に数店のラーメン屋がひしめき合っている。
夏などは、本州からの観光客で溢れているが、普通は人気店とそうでない店では客の入りが極端に違う。それでも各店、色々な芸能人が来訪したことを名前を列挙し客を引き寄せようと懸命である。

丁度此処に行ったときは昼時で結構客が多くても不思議ではない時間帯であったにも拘らず、実際には閑古鳥がカーカー鳴いておった。店舗も皆古く、お世辞にも清潔とは言えない。少なくとも酔った勢いで来る夜はともかく、昼間はもっと良い店もあるだろう。また有名店はチェーン化しているので、違う場所でもその味を享受することが出来る。それにしても何となく廃坑した炭鉱町を思い出させるような寂しさが印象的であった。どうも、再開発した札幌駅前に人の流れは大きくシフトしており、実はそこに新ラーメン横丁が出来た、という話を母親から聞いたことを思い出した。

祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり、沙羅雙樹の花の色、盛者必衰の 理をあらはす.....こういうことか。


(注)上記の新ラーメン横丁、というのは、正式には、「札幌らーめん共和国」と言う名の北海道ラーメンのテーマパークで、札幌駅前『エスタ』10階レストラン街にあるという。この10月にオープンしたばかりだと。

気になる参加店は、北海道4大ラーメンと称される札幌から「山桜桃」と「風」、旭川から「青葉」、函館から「あじさい」と「ずん・どう」、釧路から「河むら」、更に、帯広から「みすず」、根室の「しげちゃんラーメン」が加わり北海道ラーメンの殿堂とも言うべき名店8店舗が集結。その殆どが「札幌初進出」のラーメン店だそうだ。ご当地でしか味わえなかったラーメンが札幌で食べられるとあって、地元客のみならず、観光客にも大人気だという。
1年を目処に入れ替えがあるというから、競争も厳しい。
文字通り、食うか食われるか、だ。

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