多分駄文のおじさん日記

我輩は駄文を書くおじさんである。旅、音楽、MLB、株式投資、etc., 日々想いつくままに思いを巡らすのである。

何という偶然?!

2005-01-07 08:43:54 | Weblog
昨晩ビンタン島のホテルの記事Part-1を書き終えて、そろそろ床に着こうとしたが、その前に一寸TVをつけた。いつもの習慣である。そのうちに何となく眠くなってしまうのである。
時刻は深夜12時半を回り、大した番組もない筈だとは思いながらも、チャンネルを回してみると、何だか記憶の底にある映像が流れている。

その番組は、丁度CGで古代人が街の中を歩いている様子を体現しているところであったのだが、一瞬どこかで見たことがあるな、という印象を持った。単に所謂「デジャヴュ(deja vu)=既視感」という奴かな、とも思った。
最近は体力衰え睡眠不足も続きこの時間帯になると意識と無意識の狭間を彷徨しておる我輩であるが、ボケも激しく妙な感覚となることも多い。何かの錯覚だろうか。
しかし、番組を凝視し始めると、その番組がNHKの特番の再放送で、ローマ帝国時代に火山爆発により繁栄が一夜にして消え去ったポンペイの町のその火山灰によって消え去る状況を移していることを知る。実は、この番組、前記事で書いたビンタン島のあのホテルのあのキングサイズベッドに横たわって見ていた番組(何と、ビンタン島でもNHKが見れるのです!)そのものだったのだ。
長い間火山灰に埋もれ消え去った街ポンペイが、如何に考古学者によってそのプロセスが解明され復元されようとしているかを描いた興味ある番組であったのだ。遠い人里離れたビンタンの静かなホテルでこういう番組に釘付けとなるとは思ってもいなかったが、印象強い番組であった。

ビンタンの記事を書いた直後にビンタンで見たこの番組が東京で流れているのを見た、というのは何という偶然であろうか、何か自分に霊感でも働いているのか、と睡眠不足であったにも拘らず、急に眼が冴えてしまっていた。

ビンタン島: バンヤン・ツリー・ビンタン Part-1

2005-01-07 00:24:57 | Singapore
シンガポール滞在中のウィークエンドを利用して、一泊二日でインドネシア領のビンタン島を訪れた。
週末は、都会を逃れ、少しリッチなリゾートホテル・ライフを送るのも悪くないと思い、来星前に現地駐在のH兄に相談したところ、雨期との心配もあったが、兎に角行ってみようということになったのだ。現地では最高級とされるバンヤン・ツリー・ビンタンというホテルを予約、アジアのビーチの高級ホテルの格別の雰囲気への予感に胸は高鳴る。

中心地から空港へ向かうその途中、車で約20分程度のところにあるフェリー乗り場から高速船に乗り、1時間弱で到着。ホテルの車に送迎され、ホテル着。
さっそく日本の女優さんと言われても不思議ではない、美人の受付さんに案内され、ウエルカムドリンクを飲みながら、受付、そして部屋へ案内される。

こりゃ凄い。凄い凄いとは聞いておったが、特別の空間である。
先ずは、それぞれ一戸建てなのだが、門構えが秀逸。
戸建の前にこうして別の門を設けることで、期待感の高まり方も違ってくる。
なかなか心憎い演出である。

そしていよいよ部屋に入ってまたまた吃驚!
全体が黒檀の落ち着いた造りで、それだけでも高級感があるが、その中に天蓋付き、白いレースで覆われたベッドが中央にでんと構えておる。

うーん、これは女性ならだれもが女王様になってしまうようなベッドだ。
どうもおじさん二人で来る部屋とは一寸違いようだ、と我々おじさん二人は顔を見合わせ思わず苦笑い。
なお、ベッドはどうもこのタイプの部屋では、全てキングサイズベッドであり、ツインベッドではない。H兄が部屋がツインベッドではない、と予約時に東京に連絡してきた時には、また彼のいつもの悪い冗談かと思い、「新婚旅行を楽しみましょう」と返事を出したのだが、ここは本当に新婚さんやら恋人同士で来る場所なのだ、と気付いたのはもう後の祭り。
まあ、それでも、この素晴らしい部屋に来れた感激が、全てを上回った。

部屋の扉を開くと、広い2段階のベランダがある。
一段高いところには、大きなマットのようなものが敷かれている。
これはもしかして、とそのマットをはがすと、やはり、ジャグジーである。やったやった、である。森の木陰から透けて見える水色の海を眺めながらのこのジャグジーに漬かる気分といったらもうどんな開放感どんな超越感なのだろうか。言葉では言い尽くせない、もう最高、という気分である。これは、素晴らしいホテルに来た。胸は更に高鳴る。

(続く)

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