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南北朝(日本)時代と漫画家・車田正美先生の作品を瞑想する部屋。

【大河ドラマ】『風林火山』-なまよみの甲斐国-

2007年03月02日 18時36分42秒 | 大河ドラマ『風林火山』(2007年)

今までNHK大河ドラマ『風林火山』を話題にしなかったのは、溜め込んだ録画を回していなかったせいです。急性胃腸炎でへばっていましたが、禍転じて福と成す。やっと第8回まで観ました。おもしろいですね。

*

甲斐の戦国武将といえば武田晴信(信玄)。その甲斐ですが、これがなかなか怪しい国でして。

「かひ」の語源は山と山の狭間、「峡」である、とするのが通説だったそうです。しかし『上代特殊仮名遣』によると、

  • 甲斐の「斐」はヒの乙類
  • 峡(賀比、可比)の「比」はヒの甲類

で、発音が合わない。そこで出てきた新しい説が、これ。

『古事記』
伊邪那岐命が黄泉国から逃げ帰り、持ち物を投げ棄てた時に生まれた奥津甲斐辮羅(おきつかひべら)神は、

  • 甲斐(かひ)は「交ひ」
  • 辮羅(べら)は「縁」

の意で、他界(海)と現し国(陸)の交叉する境界の神を意味する。

『万葉集 巻三』
不尽山を詠う歌に「
なまよみの甲斐国」と見え、甲斐の枕詞は「なまよみ」であった。「なまよみ」は半黄泉であり、「半黄泉国」「黄泉への境界になっている国」が甲斐国であり、熊野が死者の「隠野」であるように、「山隠る地勢を死者への国と認識したことによる命名」である。

『図説 山梨県の歴史』(河出書房新社)

こええええ。
半分あの世で半分この世ですよ。
そんなところで10年以上も前からうろうろと遊んでいるなぎらもアレですが・・・好きなのだからしょうがない。
とにかく一筋縄では行かないところが甲斐です。
大河ドラマが武田家軍師・山本勘助(内野聖陽)に光を当てたのも、なにかが表に現れる時だから・・・なのかもしれません。

それより今、山梨県へ出かけると「風林火山」の軍旗その他が手に入るのでは?
毎年4月に開催される《信玄公祭り》では“甲州軍団出陣”と称する武者行列がお勧めなのですが、今年は大大大混雑か。お宝、あるか。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
なぎらさま、こんにちは。ご無沙汰しておりますー。 (きつね)
2007-03-07 17:06:01
なぎらさま、こんにちは。ご無沙汰しておりますー。

うひぇ「なまよみ」ですか!ナンカ足に絡み付いてきそうだ!!
ドンドン!!(足払い)
JR沿線を見ますと、例年中央本線沿いは信玄フィーバーなんですが、今年は大河ドラマの影響か中央線まで「風林火山」でありますよ。
東京駅まで「風林火山」のノボリが立っています。“なまよみ”領、確実に拡がっております。。((((((^_^;)

チャカシはともかく、山梨はエエとこですよね~。
風林火山関連のイベントをまとめた観光サイトさまも賑わっておられます。
ひとつご紹介いたしますね。
http://www.yamanashi-kankou.jp/special/special006.html
(すでにご存知でしたらごめんなさい~)

今年は風林火山グッズもいろいろ考案されていそうです。
木刀もあるかも??
み、見つけたらご報告させていただきます~!
返信する
きつね様 (なぎら)
2007-03-08 00:26:00
きつね様

こんばんは~。遅くなりまして(^^;)ゞ。大河ドラマ『風林火山』、キてますねえ。「なまよみ」が東京駅まで溢れ出ている・・・((((・∇・)。
ご紹介くださったWEBページ、早速参照しました。おお、これこれ。2000年の《信玄公祭り》は元小結・舞の海が武田信玄に扮したので、観に行っちゃいましたよ!
今ならではの限定「風林火山」グッズもありそうです。なぎらめもお宝を見つけたら報告しますね~。ではでは、またよろしく。
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