プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

サウスケ夏物語。

2006-07-22 23:54:17 | Sound Schedule
夏も捨てたもんじゃないんだね。
冬好きな私をして、そう思わしめたSound Schedule。
今日ワンマンに参戦したファン誰の心にも、それぞれの素敵な夏物語が刻まれたことでしょう。
梅雨も吹き飛ばすような熱いライブレポートをお届けします♪

Sound Schedule Live“Sound Life~夏物語~”
7月22日(土)@渋谷O-WEST OPEN17:30 START18:30

~セットリスト~

0 パイプライン(ベンチャーズ)
1 さらばピニャコラーダ
2 竜巻
3 人の子ふたり
-MC-
4 スペシャルナンバー
5 燃やせ煩悩
6 吠える犬と君
-MC-
7 花火
8 ほのかてらす
-MC-
9 甘い夜
-衣装替え-
10 サーフィンUSA(The Beach Boys)
11 Vacation(コニーフランシス)
12太陽の国
-MC-
13 幼なじみ
14 ヘイ!ヘイ!
15 クライマックス
16 同じ空の下で
17 エピローグ
-MC-
18 境界線にて
-EC①-
19 ピーターパン・シンドローム
20 君という花
-EC②-
21 コンパス

今回のライブは『夏』というコンセプトがはっきりした構成でした♪
会場入りしてまず気付いたのは、ステージ上に散りばめられた夏を演出する小物たち。
ステージバックに飾られた網(大石くん曰く、女性の水着の胸元みたい)。蚊取り線香を入れるぶたさん。
大石くん用ペットボトルのラブストロー。ようじさんチョイスのSEも夏らしいチューンが多く、そこはもう夏空間!

徐々に集まるファンとともに、会場中の期待とドキドキ感は高まります。
暗転してファンが固唾を呑んだ瞬間、懐かしのベンチャーズのパイプラインのインストでライブスタート!
緊張と期待の一曲目はさらばピニャコラーダ。大石くんのアカペラをプロローグに、一夜の夏物語が始まったのです。

初盤から普段ライブでは聴けないナンバーに盛り上がる会場。
花火をテーマにした2曲と『甘い夜』のあと、舞台裏にはけるメンバーさん。
なんだろうと思っていたら、なんとアロハシャツに衣装替えして登場!
沖くんはオレンジ、ようじさんはブルー、大石くんはピンクアロハにレイにサングラス!!おぉ~お色直し(笑)
さらに夏気分の増す中で始まったのはビーチボーイズのサーフィンUSA♪
つづくナンバーは、ようじさんの掛け声に乗ってVacation♪
さてお次は・・・なんとインディーズアルバム『ここから始まるストーリー』に収録されている太陽の国!!
まさかライブで聴けるとは思ってなかったので個人的にテンション↑。
後半戦は幼なじみを皮切りに会場のボルテージもマックスになり、最後まで一気に駆け抜けます。
まさにひと夏のアバンチュールのような夏物語のエピローグは文字通りの『エピローグ』。
エンディングの『境界線にて』では会場中の心がひとつに溶け合ったのを感じました。

拍手の鳴り止まない会場。アンコールは、大人気のピーターパン・シンドロームと君という花。
余談ですが、この2曲をライブで演奏するときは絶対にくっついてますよね?
これはおそらくどっちもハーフダウンチューニングだからだと踏んでるのですが、違うかな。
1度だけこの2曲を離して演奏したときがあったのですが(おそらく渋谷AXのワンマンライブのとき)
このときは大石くんも沖くんも楽器替えがえらく大変そうで、それ以来ピーターパンと君花は続けて演奏されるようになりました(笑)

さて。2曲を終えて盛り上がりすぎた会場。ダブルアンコールが掛かります。
『境界線にて』の時点での大石くんの貧血の訴えも何のその、Sっ気の多いファンです(笑)
再びステージに登場するメンバーさん。有頂天になる会場。
コンパスでは会場中がサビを大合唱。終始右肩上がりなテンションで、夏物語は締めくくられたのでした。

「いつもとはやらない曲ややらないことをします!」という大石さんの宣言通り、たっぷり濃い2時間半。
MCではメンバーさんそれぞれの夏の思い出を語ったり、
Vacationの途中でサイン入りのビーチボールをお客さんに投げるサプライズあり、
沖くんが「お前ら、俺たちを殺す気かw」と言いつつもやってくれたダブルアンコールあり、
もうホントに120%楽しさいっぱいのライブでした♪

なんだか○浜スタジアムとか大きな会場でやったと錯覚するくらいのスケールとエネルギーを感じたなぁ。
どの曲もライブアレンジされてて、毎回CDとは違う新鮮な演奏を聴かせてくれるから、何度で足を運んでも楽しめる。
これがプロだよね。お客さんがペイしてでも行くようなライブ。
しかもメンバーさん自身が心からライブをしていることが伝わってくるから、相乗効果。
今日はいつも以上に、大石くんも沖くんもようじさんも突き抜けてる感じがした。
そのエネルギーとパワーは、ファンみんなに元気を注入してた。

毎回毎回ホントに癒してくれるサウスケは、私の救世主だ。
私はサウスケがサウスケであり続ける限り、応援しつづけるだろう。