菜園日誌

自給自足の野菜作り

ホウレンソウ & オッパッピー

2007年10月18日 | 家庭菜園

この秋2回目のホウレンソウの種まき、
写真の手前は1回目のホウレソウ、
今日は、同じ畝の奥側、鶏がいつも砂あびしている所に蒔く。





1回目のホウレソウ、
すでに混んだところを一回間引いた、
お彼岸の頃蒔いたので3週目になる。

ホウレンソウもターサイと同じで霜にあたるほどにうまく甘くなる。
またスーパーで売っているハウス栽培と違い、
冬場に直射日光と何度も霜にあたった濃緑な露地ホウレンソウは、
栄養価も格段に良い。





今年自家採種した種、
春植えホウレンソウを数株ほど、5月まで残しておくだけで
数え切れないほど種が取れる。





東洋種の種には角のような鋭いとげがあって、
握ると手に突き刺さる。






ホウレンソウは固い殻につつまれていて発芽に時間がかかるので、
1~2日ほど水につけてから蒔く。
また発芽温度も15~20℃と低いので、暖地で10月以前に蒔くには失敗しやすい、
たとえ10月過ぎても、直射日光かあたる畑の地表の温度は非常に高い、
特に今年のように10月初旬になっても、この地方では30℃近い日が続いたので、
種をそのまま蒔いてもうまく発芽しない。

1~2日水につけた後、必ず20℃以下のずずしい所で、
湿らせた布にくるんで4~5日置き、
小さな白い芽がちょっこんと顔をのぞかせてから植えるといい。





1回目のとき耕して施肥ずみだが、もう一度軽く耕やしはじめるが・・・
居座ったまま一向にどいてくれない・・・・





毎日砂あびをするのが日課
寝転がって足で土を自分の羽の中に掻き入れ、
体を地面に何度もこすりつける、
きもちよさそうに半時間もやってる。

ねえ、ホウレンソウ植えたいんだけど・・どいてくんなーい?


「やなこった!
そんなの関係ない!
そんなの関係ない!
そんなの関係ない!
オッパッピーコケコッコー」


しかたなく強制退去。。。





しかし写真を撮るスキを突いて、乱入・・・・・

15cm間隔でまき溝をつける、蒔き床の温度ができるだけ低くなるよう、
また乾燥しないよう、気温が高い時期ほど溝を深くするのがこつ、
種を蒔く前にたっぷり全面に散水する。





2~3cm間隔で種を植える(株間10cmぐらいになるまで間引きながら収穫する)
ふるいにかけた、細かな土を種の厚みの倍ほどかけて軽く鎮圧後、
かぶせた土が軽く湿る程度にジョウロで散水したら、オッパッピー、ちがった、OK。





オッパッピー対策にネットを張る。





使い古したベットシーツを、
ネットのうえから発芽するまで、かぶせて置く。
こうすることで日光を遮断して畝の温度も下げてくれるし、
畝が乾燥しないので、発芽するまで水をまく必要がない、、
また発芽したばかりの小さな芽を突然の豪雨から守ってもくれる。

オッパッピーがいなければ発芽するまで新聞紙を畝に直接かぶせるだけで、OK牧場なんだけど。。。