フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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巨大看板のサイズ規制を

2006-08-25 | フィリピン
 首都圏マンダルーヨン市で起きたエドサ通りの巨大看板倒壊事故。

ゴンザレス同市長は、看板の大きさを規制する条例案の作成を市議会に指示した。

同市長は「看板がどんどん大きくなり、自動車の利用者への危険が増してきた」と述べ、条例施行までの2、3年は看板設置を一時禁止する方針を示した。

エドサはじめ首都圏各地には細い鉄骨で枠組みした看板等が随所に見受けられる。

このフィリピンは台風が多く発生するところ。あのような巨大看板が強風に煽られたらと誰でも考えてしまいます。

生活の知恵。このフィリピンの看板は殆どが布。プリンターで印刷したものを看板等のサイズにあわせて掲示しています。

必ず看板等には管理者がいて、風が吹いてくると鉄塔に登り、看板を下げる作業をします。

強風が吹けば100%倒壊はさけらない構造。

L字型の細い鉄骨でビルの屋上へ設置してある巨大看板。思っていた事が現実に起きた。

あのような巨大看板が全くメンテナンスも行われずにこの首都圏に設置されています。特に首都圏は海が近く潮風にさらされ殆どの鉄塔は赤錆だらけ、構造力学はひょっとしたら風などは考えていないのかもしれない。骸骨構造なので抵抗を受ける看板部分を外せば差ほど抵抗がなくなる構造。

その昔、マニラからタルラックへ向かうときに見た看板等、本当に巨大なもの。構造は竹でくみ上げたもの。タルラックに滞在中に台風。

マニラへ戻るときに見た光景。一面の田畑はまるで海。高速道路は随所で「バハ」背筋が寒かったのは横断歩道橋が高速道路上に崩れていたこと。

本当に自然災害が起きると思わぬ大きな災害になるフィリピン。復旧に尽力などはそのときだけ。

今回のマンダルヨン市長の判断で看板設置が一時禁止されたら。

看板の立地権を持っている者は「ニヤリ」としたはず。

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