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在フィリピン中国大使館は、「残虐な犯行を非難、（ひつぎに国旗をかけるという）いらだたしい行為に強い憤りを表明する」との声明を発表、被害者感情を逆なでする行為を強く非難した。
写真を掲載したMSNは当初大きな写真を掲載していましたが急遽国民感情をあおることになりかねないことは確かで、別の写真を掲載しています。

http://msn.huanqiu.com/world/roll/2010-08/1049950.html

現職警察官がハイジャック犯宅を訪れている様子に変更されています。
名調子「カワワ　ディバ」なのかな。
この写真を見ると「殉職」でもされたかのような感じに受け取られます。
どんな事態を引き起こし、大惨事が諸外国間との大概感情を悪化させることすら理解できていないのかな。
確かに犯人も人間。射殺された遺体を葬るのは家族の責任でもありますが、今回のこの事件、フィリピン警察のあのどろどろした内部利権がどうも絡んでいるようにも思えます。もと警部、解雇理由の中に覚せい剤やら賄賂など。今回勝手に制圧に参加した警察は停職。とも記事に書いてありますが、よほどのことをしない限り懲戒解雇にならないのもフィリピン。

「いらだたしい行為に強い憤りを表明する」これはかなりきついです。
日本の国家とはちょっと訳が違います。徹底的に追求して来ます。それは国民が虐殺されたのですから当然です。ビナイ副大統領も現在香港へ渡航許可が出ず待機状態。翌日にアキノ大統領が早々に官僚引き連れて出かければよかったのかもしれません。
今後はこういった観光バスに警備員を配置するなどの対応策を講じるようですが、ホテルなどの警備員が仰々しくマシンガンを構えて警備していますが、一見、誇示するような気質があります。逆効果にならなければよいのですが。当然それを見た観光客は決してよい気分にはならないのでは。
犯罪が頻発するから危険な国といわれ続けてきているのです。絶え間なく起こるホールドアップ。貧窮から起こる事件とも思いがちですが、喜怒哀楽が激しく、嫉妬が強い国民。アジア唯一の銃社会。
根本から改善しても、日々起きている事件が果たして減るのかなとの疑問もあります。
本当によい人もたくさん居るのですが・・・・・
今回のバスジャックを契機に、フィリピンが募集している退職者ビザ。これも中国と韓国が順位を競っています。日々起きる犯罪がこの国の発展の障害にならないとよいのですが。
そして新たにまったく持って恥の上塗りのような事態が起きています。
なんと、殺害された遺体の金のネックレス、携帯電話、腕時計などの遺留品が紛失している事実が発覚、遺族の感情を更に高めています。
フィリピンは命を奪った挙句、その遺品まで奪うのか。このような記事が報じられています。
救いようがないというか火事場泥棒みたいなことが起きてしまったようです。
Ano ba iyan!