フィリピンりぱぶりっく狂笑国

フィリピンらしく
フィリピンでも
フィリピンだから

I am ポン引き

2011-02-08 | フィリピン
行きかう多くの外国人。
見極めるその目。さすが商売人だけあります。
最近その道40年とも言われる、マラテセブンイレブンおなじみのブガウ
MR:BOY 野球帽をかぶった一見中国人風、歳には勝てず、悪性の糖尿病で片方の足を切断。しかし、歩行器を使ってでも時折セブンイレブン前で以前のお客相手に物乞い。凄い執念です。
最近、警察の取締りがきつく午後11時を過ぎたころには一斉に姿を消し始めますが、日中早くから客引きを始めています。
その昔、このマラテにはサンパキータ、おなじみセブンスター、ダンヒルはじめ多くのカーサがありました。その当時は、日本人は神様扱い。なぜか今も昔も価格は変わらなかったかもしれません。
この当時のブガウが稼いだ金額は、家を建て車を買うほど。もちろん奇特な日本人も沢山いて、食い物にされた方多々。歴代の日本人を食い物にしてきたのもこのMR:BOYです。日本語が堪能。これがブガウの基本。やはり語学力に乏しい方は重宝して使っているつもりが反対に食われたほうが多かったのかもしれません。なにごとにもコミッション。
最近はこのマラテなどに暗躍するブガウもカーサが少なくなり、マカティの3軒。パサイの隠れカーサ。そしてA-MABINI通りにある「女」などの小さなカラオケから調達して客へ。もっと凄腕になるとMBカフェ(LA カフェ)などの流し売春婦と結託、客へ斡旋する者もいます。
料金は、2500ペソから3000ペソ
ブガウいわく一晩。そのほとんどはショートで帰ってしまいます、したがってフロントで客と悶着が起きること多々。もちろんそのころにはブガウは別の場所。苦情のはけ口がないまま。こんなケースがほとんどです。
最近では学習欲の強い日本人が多くなったことも事実。つまり買春費をいかに安くするか。あるいは、ブガウのコミッションにまで探りをいれ結果として酷い目にあう日本人も多くなってきました。
マカティなどの置屋のシステム
客が支払う金額:2,500から3,000ペソ
タクシードライバー、ブガウなどが斡旋した場合の平均金額。中には暴利をむさぼり6000ペソあるいは2万円などという金額もあります。
オネーさんの手取り金額は700から1,000ペソ。ポン引きに1,000ペソ。残りを店とその店を防衛する方(想像してください。893ではありません。)の手元へ。
これがルートです。日本人がいくらこういった内容を知っても、それは余計なお世話で、ブガウにとっては邪魔な日本人。そんなことをすればするほど痛い目にあうのも客です。
多くのオネー様の手取りはこの程度です。が、店との契約にはかかわってはいけない掟もあります。触らぬ神にたたりなしです。
エドサコンプレックスなどは料金が高いだけに、おネーチャンへの手取りは多いのですが、客あって初めて得れる収入。日銭稼ぎの彼女たちは、稼げぬ日が続けばMBカフェなどに深夜現れることも多々。
とあるブガウの名言集
始めてマニラに来た日本人の臭い。 汗臭い
二回目にきた日本人の臭い。チョコレートの臭い
三回目にきた日本人の臭い。日清カップヌードルの臭い
四回目に来た日本人の臭い。日清シーフードの臭い
五回目にきた日本人の臭い。福沢諭吉の臭い
六回目にきた日本人の臭い。日清カレーヌードル若しくは安物香水のにおい
回が増えるたびにブガウから遠のく日本人。そしてにおいもお手手繋いでオネーちゃんの安物香水のにおいに変化するんだとか。
そして1年もすれば
「あのオネーちゃんを見かけなかったかい?」とたずねてくる日本人。
理由を尋ねると多くが子供が出来た。家族が病気になった。などおなじみの名セリフでお金をごまかされた(こういう場合にはごまかされたとは言わない。相手を信じて率先して出したという。)
ブガウいわく、日本人のお客様は本当に単純。だれが考えても60過ぎたジジィ殿と18,9のオネーちゃんの間に恋愛感情が生まれるのか疑問。そのつながりはお金。これをよく自己理解していないと痛い目にあう。特に日本人はこういったケースが多い。
マニラ病が発生してから40年以上経過していますが、いまだに手口がおなじでも通用するのもマニラ病の主原因。
そしてこのマラテを訪れる多くの日本人はなぜか自らマニラ病に感染しているようにも思えます。
ブガウなどに斡旋を依頼するのであれば、タクシーに乗って小指を出せば100%マカティの置屋へ連れて行ってくれます。こちらのほうが多少は安全です。そして決して内情に口を挟まないことです。もちろん高望みは禁物です。
最近最も多いトラブルは約束が違うと金銭返却を要求する方。ホテルで騒いでもほとんど解決はしません。ホテルはオネーちゃんと何をするために部屋を提供はしていませんので結果として解決には手を貸しません。
マニラで変わらないのはオネーちゃん料金と町並みなのかも。
フィリピン共和国憲法。買春は禁止されています。くれぐれも未成年などと遊んで拘束されませぬようご注意ください。
なお、近代医学でもマニラ病のワクチンはいまだに開発されていません。この病にかかると借金が増えた。家庭が崩壊した。などの思わぬ被害が出ることがあります。日本へ戻ったら、手を洗う前に貯金金額をよく確認、あるいは日本へ到着した日は空港近くのホテルで風呂に長くつかるなどして防疫をしっかりしてお帰りください。
なお、こういった病気にかからないかも沢山いらっしゃることを付け加えます。

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2 コメント

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最低賃金? (nga-nga)
2011-02-13 07:49:09
前回の”マラテで食事”の記事でP300ー500はマニラの日給というお話がありましたが
NCRの最低賃金は、P400と聞きました。ここR3は、P300ぐらいかな?と思います。
でも実際に貰ってるのはP200程度です。

DOLEの言う”最低賃金”と言うのは会社(店)の規模、試用期間等によらず無条件に適用されるものなのでしょうか?ご教示いただければ幸いです。
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曖昧 (PP)
2011-02-13 13:36:01
nga-nga様
382ペソから404ペソのなったのが昨年。
この最低賃金をどの程度民間で採用しているか?
大企業、日系企業くらいかもしれません。
ご存知著おおもいますが、雇用契約環境が現状を維持している以上、404ペソを得れるにはなかなか難しいのかもしれません。一例で言うと現地人が雇用するメイド。日給100ペソにも満たないわけです。正社員でないものにとって、このフィリピンお給料体系は悲惨のようです。首都圏は一般企業であれば300から500のようです。首都圏から離れれば確かにそういった給料がほとんどのようです。私の友人。勤続32年で月収25000ペソ。2010年に結構ベースアップがあって年間13ヶ月支給されているようです。開始系企業は全てにおいて条件よく支払いしているようです。しかし物価は高くなりました
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