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蟻との格闘

2020-05-10 | フィリピン

ルソン島全域が封鎖され外出禁止令始めかなり徹底した封鎖が続くフィリピン。

本来この5月は多くの日本人親父殿、ジジィ殿で賑わう。

が、今年は封鎖されているがためにNCR(National Capital Regionマニラ首都圏を称してNCRと呼ばれる)

は、とにかく静かなもので静まり返っている。

多くのブガウ(ポン引き、偽物売などの人引き)各位4月以降はほとんど上がったりの様相。

封鎖が続く中、昼御飯用に近所のパン屋で「パンデサール」というフィリピンの朝ごはん用パンを購入、

オーブントースターで焼き上げ食いつないでいた。

表面についた焼き焦げた粉がどうやら床に落ちたのが発端。

外出から戻ったらえらいことになっていた。蟻の行軍。すぐさま掃除をして、バイゴンという殺虫剤を

吹きかけ処理をした。

今日の朝方3時過ぎ、何やらうつろな状態で船に揺られていた。途端オフロードを駆け巡るトラックにでも

乗っているような状態で目をしっかり覚ました。地震だ!

強烈に揺れた。

一時はまたタール火山が噴火したのかと思うほどだった。報道ではバタンガス沖が震源地でマグニチュード

5.4とのこと。

ゆれも収まり再度眠りに入った途端右脇の下の柔らかい部分に痛みが。

蟻に噛まれた。

すぐさま消毒をしてオロナイン軟膏を塗ったのだが痒い。痛い。腫れあがっている。

そして今度は左の上腕部に痛みが。やはり蟻だ。

ベッドの中まで侵入してきた様子。

あっと言う間に太ももはじめ5か所くらい噛まれた。

結局、ベッドのシーツからすべてはがし、蟻退治。

蟻の行軍を退治した逆襲なのか。

朝早々に起きて、あらゆる場所を想定駆除大作戦。

見かけなくなるのだが、時折、恐らく働き蟻なのだろうか、偵察蟻が姿を見せる。

かれこれ格闘7時間。何とか姿は見えなくなった。

が、噛まれた場所の痒さはただ事ではない。腫れもかなりの物。

オロナイン軟膏愛用者であるのだが、今回ばかりは効き目が感じられない。

近くにあるMERCURY薬局へ出かけ、症状を説明したが、処方箋があるか?

昨年あたりからMERCURY薬店結構しっかりとした販売体制になってきていて、昔のような

適当差はない。すぐさまひらめいたのがWATOSONS(中国系の薬店)。

スーパーマーケットの中にあり入るまでに体温測定、アルコールで手洗いさせられ

店へはいった。事情を話したら何やらぶつぶつ言いながらFLAMMAZINという塗り薬を出し

1日一回、同じ時間に塗布してください。次回から処方箋を持ってきてください。との一言で

入手。早々にアルコールで消毒後塗布した。

塗って10秒経過。痒みがあっという間に取れた。

説明書を見ると、フラマジンは、スルホンアミドと呼ばれる抗生物質のグループに属する有効成分を

含む局所抗菌クリーム。と書いてあり、後は全く意味不明の専門用語。

COVID-19の影響で、首都圏から脱出。空気の良い山の中で生活しているこの頃。

しかし、周りには人類の天敵「蚊」そしてハイ、蟻、ブティキというヤモリ、ゴキブリなどなど

膨大な数量が生存する山中。

5月も中旬に入ろうとしているこの頃ですが、5月に入り活発な動きを始める蟻。

これから悩まさせられるな。

 

フィリピンでの生活の基本中の基本。

天敵駆除よりも天敵に好かれない措置が大切です。

蟻の生態:餌を見つけると巣へ帰るまでの間、道しるべフェロモンを分泌して臭いの道をつけ、これを手がかりに多数の個体が餌に群がる。

一度こういった現象になると偵察蟻が必ずこの匂いの道を徘徊しています。

この臭いの道へ重曹やチョークの粉を撒くのも手段です。

笑い話のようですが、フィリピンには効果的な蟻退治の薬は売っていないようです。

共生しながら生きるためには家の中でなく、屋外へ蟻のたまり場建設が効果的かも。

一旦、蟻が臭いの道を作ったら、酢をその道筋へ噴霧するのも方法です。

 

 

厄介なヒメアリ

効き目の強い軟膏 

FLAMMAZINE CREAM(フラマジン軟膏)300ペソ位です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (南国の人)
2020-05-12 11:51:46
今フィリピンで隔離されてるんですか?
隔離が解けたら 飯でも行きましょうwww
返信する
有難うございます (PP)
2020-06-13 23:24:59
はい。現在隔離中です。
何時になったら・・・・・・・・
返信する

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