「ARIA The NATURAL」第17話は、前回に引き続きゴンドラとのお別れのお話。
前回は灯里ちゃんがゴンドラと思い出の場所を巡るお話でしたが、今回は前半がアリシアさん・晃さん・アテナさん・藍華ちゃん・アリスちゃんも加わってゴンドラへの感謝と思い出を語る展開で後半は名残惜しむ灯里ちゃんとゴンドラさんとの最後のお別れが描かれました。
特に前半のアリシアさんの修行時代が描かれたのは良かったです。
アリシアさんにもゴンドラに対する想いがある。
恥ずかしながら原作を読んでいる時にはその事に気付かず、前回第16話を見ている内にアリシアさんも新人時代にこのゴンドラで練習していた筈だから本当は灯里ちゃんと一緒に行きたかっただろうなと思いました。
原作を改めて読むと灯里ちゃんを見送るアリシアさんは何処か寂しげです。
自分自身の作品に対する読み込みの浅さを痛感しました。
そして、ゴンドラに対する愛着の深さは羨ましくあります。
翻って自分にそこまで大切に想える物があるかなと考えてしまいます。(この場合、コレクションのフィギュアは別ですよ。)
自分の周りにある物は、大概直ぐに替えがきく消耗品ばかりで使えなくなったり飽きてきたらすぐにポイといった感じです。
最近でも日記にも書いたシェーバー、新品と替刃の金額を天秤にかけて新品を取って古い物をあっさり処分しましたから。
別に物を大切にとかいう気はないですけれど、こういった割り切りをいつ頃身に付けたのかなとは思います。
合理的ではあるけれど、何かが欠けていっている様な気がします。
どんなものに神様が宿っている。
「かみちゅ」でも描かれた日本的な考え方好きなんだけど。
何だかな~。
しかし、新人時代のアリシアさんと灯里ちゃんの行動があまり変わらないというのは、アリアカンパニーに採用される人たちが似通った感性の持ち主だからなのでしょうか?
となるとアニメ版ARIAにおいて灯里ちゃんの後輩におさまるのは、やっぱりアイちゃん?
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