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その 銀河鉄道の夜に…

2006-09-01 23:40:22 | アニメ

ARIA The NATURAL第21話は、猫の銀河鉄道のお話。
今回も車掌姿で猫の王様ケット・シー、今シリーズ5回目の登場です。
これで現在のところ原作でケット・シーが登場したお話は全てアニメ化された事になります。
ただアニメの方は原作と違ってその登場が順序立てて行われたように感じています。
ここからは私の勝手な想像ですが、今回のお話で語られているようにケット・シーがアクアの心であるなら前シリーズの第4話で灯里ちゃんが少女に姿を変えた猫の願いを叶えてあげた時から見えないところで交流が始まっていたのかななんて思ってしまいます。
そしてこの時灯里ちゃんが知ったのはアクア開拓時代の水が起こした悲劇、ならば今度は水が人々に喜びを与えた瞬間を知ってもらおうと灯里ちゃんを開拓時代にタイムスリップさせたのがチラッと登場した大きな猫の影=ケット・シーではなかったのかな?(第12話)
そして今シリーズで本格的な交流の始まり。
第1話のカーニバルでの出会いは、カサノヴァの子分に扮したアリア社長がわざと見つかるように振舞って灯里ちゃん(とアイちゃん)をケット・シーの所に導いたんでしょうね。
そうする事をケット・シーも望んだのかもしれません。
第7話は、猫の集会に行けばケット・シーに会えるかもと灯里ちゃんが積極的に行動してみたけれど同行者として藍華ちゃんがいた事もあってか姿を現してくれず同じ所をグルグルと回らされる羽目に。
結局藍華ちゃんが出口に向かう事に一生懸命になっている間に灯里ちゃんに少しだけ姿を見せた。
「今度は一人でおいで」とでも言いたげに。
第12話の出会いは、本当に偶然猫たちの夏の隠れ家に灯里ちゃんが迷い込んだんでしょうね。
第20話ではアクアの心であるケット・シーが惹かれるように灯里ちゃんは不可思議な存在を引きつけるものを持っているようでこの時はよくないモノに目を付けられてしまった。
そこから救ったのが、ケット・シー。
そして今回の第21話、原作ではこの銀河鉄道のお話が第20話の怪談話よりも先に描かれていますのでアニメで見られたケット・シーへの感謝を述べるシーンというものがありません。
ですからこのように順序を変えて灯里ちゃんとケット・シーの交流が描かれた事で原作以上にこの二人のお話がふくらんだように思います。
銀河鉄道に乗って旅立ったケット・シー、もうあの姿で灯里ちゃんの前には姿を現さないのかもしれません。
でもアクアの海がいつも目の前にあるようにアクアの心もいつもそばにいる。
そしてこの出会いが夢でない証しがあのおでこのスタンプだったのかも。

では、最後は藍華ちゃんのいつものセリフで
「恥ずかしい感想禁止!」


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