骨折してたよ・・・

とりあえず、ブログでも・・・

「冷静と情熱のあいだ・・・を読んでみた」の巻

2006-05-30 | 近況とか、なんかいろいろ
どうもポリタンです。

友人から薦めてもらった恋愛小説を読んでみました。
ちなみに恋愛小説を読むのは初めてだったりします。

題名にも書きましたが、「冷静と情熱のあいだ」という作品で映画にもなってたりします。
「冷静と情熱のあいだ Blu」と「冷静と情熱のあいだ Rosso」の2冊出てまして、2人の作家の合作です。

「冷静と情熱のあいだ Blu」は「辻 仁成氏」が
「冷静と情熱のあいだ Rosso」は「江國香織 嬢」が書かれています。

話は・・・「順正」と「あおい」の2人は大学時代、付き合っていたのですが、とある事がきっかけでケンカ別れしてしまいます。
しかし、付き合っている時にふと話した約束(約束の日にミラノのドゥオモで再会する)がポイントとなり、進んでいきます。

もう少し詳しく書くと・・・
「冷静と情熱のあいだ Blu」~阿形順正は学生時代の恋人「あおい」と別れて絵画の修理士の仕事をして生活してます。
「あおい」が忘れられず、あの約束を心に秘めながら日々を過ごしていく・・・

「冷静と情熱のあいだ Rosso」~あおいは学生時代の恋人「順正」と別れてアンティークジュエリーの店で店員をしながら生活してます。
アメリカ人の恋人と同棲してはいるが、「順正」の事が忘れられず、あの約束を心に秘めながら日々を過ごしていく・・・

と言った所です。
題名の「Blu、Rosso」で分かる方もいるかもしれませんが、舞台はイタリアです。
ですので、余り馴染みのない地名や画家の名前などが沢山出てきますので、読む時はネットで検索とかしながら読むと良いかもしれませんね。

私は男なんで「順正」が主人公の「~Blu」から読み始めましたが、女性なら「あおい」が主人公の「~Rosso」から読むのが良いそうです。

私は普段「菊地秀行、夢枕貘、平井和正」とかしか読まないので、この手の恋愛小説は、少しカルチャーショックでした。
なんか、話が淡々と進むんです。
辺に戦いも起きませんし、ゾンビもサイボーグも出てきません。(当たり前ですが)
しかし、読んでて面白かったです。

「辻 仁成氏」の「~Blu」は比較的読みやすかったかと思います。
しかし「江國香織 嬢」の「~Rosso」は、少し読みにくいと言うか、難しい?感がありました。
というのも「主人公・あおい」の心情とか余り詳しく描かない感じなんですね。
ですので、その辺は読者に考えさせる感じなんだと思います。
あと、比較的「ひらがな」が多かったりもしますね。
それと「Blu」より「Rosso」の方が、より淡々と話が進みますね。

え~っと、あまりレビューになってないかもしれませんが・・・
面白いので、恋愛小説が好きな方はオススメと思います。
DVDを見るのも良いかもしれませんね。

ってか、小説のレビューってどこまでネタバラしして良いんだ?


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