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ラムズウールカディスの製作

2008年06月22日 15時04分24秒 | 釣り
蒲田川釣行でよく使ったフライで

最近釣り友から教えてもらったラムズウールカディス。

これが荒波に強く、よく浮き、見やすい、エルクヘアカディスと

トラウトの出方に遜色が無いので荒波用に製作します。

今回の製作手順はあくまでも一つの方法ですから

各人違いがあって良いと思います。(^^)

もっと良い方法があったらそれを試してください。

画像No1
1,2,はエルクヘア、ディアヘアー、ムース等鹿の毛です。
各フライに合う毛を選んで下さい。

今回は2のオレンジに染めた毛を使います。

3,ラムズウール各種。
元々インジケーター用に購入したものが多いです。

ホワイト、クリーム、ブラウン、ブラック、蛍光イエロー、蛍光グリーン

今回はブラウン(草木染めで染めたもの)を使用します。

製作手順
4,フック(ドライフック#12)に8/0のスレッドを巻く

1番

5,ボディに使用するファー(ブラウン)材料は好みで良いです。(^^)

6,ティンセルのミラージュをフックの後ろに取り付ける。
これも好みで付けても付けなくても良い。(光り物を付けた方が結果は良い)

7,フックの先端の位置までファーを適量巻く(画像の位置)

8,ボディに巻くハックルの先を画像のようにハサミで切る。

○単にしごいて取らないでハサミで少し残して切ると抜けることがない

これはパラシュートフライなどにも応用できます。


2番


9,フックの先と同じ位置にハックルを付ける。

10、スレッドに前方までのボデイ用のファーを寄り付ける。

11,ファーを前方に巻いていく。

12,ティンセルを巻き、余った分をカットする。


3番


13,ハックルを前方に巻いて余った残りをカットする。
(一端ここでスレッドを借り止めした方が良い)

14,エルクヘアを適量切り取る。
(量は好みで)

15,アンダーファー(フワフワの毛)を歯ブラシなどで取り除く。
(アンダーファーを取り除かないと先がきれいに揃わない)

16,スタッカーに入れてトントンと叩き先端を揃える。

4番

17,エルクヘアーの先が揃った。

18,フックのアイから少し後ろの真上に乗せてスレッドで
巻き付ける。
(コツは2、3回ゆるく巻きボビンを持って下の方に引っ張ると
きれいにいく。締めすぎるとヘアーが開いてしまう。)

19,こんな感じです。

20,ラムズウールを適量ハサミで切り取る。

5番



21,ラムズウールをエルクヘアーの上に被せるように乗せてスレッドで止める。

22,その上にエルクヘアーを適量、15,16と同じ方法で
取り、ラムズウールの上にさらに被せてスレッドで止める。

23,締め付けた位置に瞬間接着剤を流し込み固定する。

24,前方の要らない部分をカットして完成。


6番


25,26,27,28,各位置から見た。

26は巻いたスレッドの下側にも瞬間接着剤を付ける。


7番


今回は一番面倒な方法で巻いたが、下側のエルクヘアを省略しても良い

エルクヘアそのものを省略し、ラムズウールのみでも構わないと
思う。

ラムズウールの下側にエルクヘアを付けたのはトラウトから見て

より虫っぽく見えるのでは??と思ったからです(^^)


このフライは止水や流れの緩いプールの様な所では向いていないかも

知れません。

そんな場所はCDCダンやソラックスダン、パラシュートフライを

使用した方が良いでしょう。

それではこのフライでデッカイトラウトが掛かることを

念じて!!(^^)

尚、分からない所がありましたらメッセージ、コメント等で

お知らせ下さい。



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フライフィッシングと鮎釣り 
コメント (4)
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