アレン・ハインズ「TOUCH」

          

 フードコートを目的に横浜ビブレに立ち寄ったのですが、当然お隣のHMVを散策したくなります。ロック・ポップで注目盤がなかったので、クラシックコーナーに向かったところ、手前のジャズコーナーで心地よい音楽が流れていました。
 ミディアムテンポのギターを中心にした音楽。でもジャズではないような。NOW PLAYINGの表示を見ると「ALLEN HINDS」、解説を読むと有名歌手から真っ先にお声のかかる大人気のスタジオミュージシャン、今やフロントマンとしても活躍とあります。このディスクはこれまでの3枚のアルバムからの選曲、ベスト盤とあります。

 暫くクラシックコーナーで見て回っていたのですが、やはり気になって結局購入しました。

 ベスト盤とはいえ全16曲ほとんど同じ雰囲気、アレンジでオリジナルのアルバムのようです。小気味よくうねるギター。誰とは思い出せないのですが、いろんなディスクから聴こえてきたような安定感のあるスムーズなギターサウンド。サンタナ、ジェフ・ベックに通じるところもありますがもっと軽くて同じではありません。玄人好みの渋いサウンドといえばいいのでしょうか。とてもいいです。ブルース、ジャズ、ロック・・・この音楽をどのジャンルと表現すればよいのか分かりませんが、フュージョンといえば軽すぎるような、分野の拘りを超えて自由に音楽、メロディを奏でています。

 アレン・ハインズ初めて知りましたが注目のギタリストです。


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