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ラスベガス~ホノルル旅行記2003年12月 (ホノルル編)


Ⅲ.ホノルル編

●移動
 7:10ラスベガス→8:09ロサンゼルス
 8:55ロサンゼルス→12:32ホノルル

 頭はぼーっとしているが、心配していた移動の始まり。チェックインカウンターで乗継時間が短いのでドアの近くにしてほしいと言うと、「そうなのよねえ」と状況が分かっている様子なので少し安心する。更に搭乗口で待っていると呼び出されて、席を16番から10番へと前方に変更してくれる。飛行機も時間どおりに出発。一安心すると、すぐに爆睡・・・次に目が覚めると着陸前の滑走路の上。
 8:09には飛行機を出て、ターミナル6からターミナル7への空港内の移動開始。一旦外に出るといろいろチェックがあって面倒だなあと思っていたが、国内線の移動なのでターミナル間の専用通路を早歩きで横移動・・・すると8:15には搭乗口に到着。よかった。心配は杞憂に終わる。無事に着いてみると、無駄な待ち時間のない効率のいい移動となった。ロサンゼルスからホノルルまでは5時間30分の飛行時間。

 ホノルル空港からタクシーでホテルに移動。ラスベガスでは縁のなかった胴体の長いリムジンのタクシー。ハワイではこのタイプのタクシーが結構走っているようだ。ワイキキビーチのホテルまで運賃25ドル+チップ5ドル=30ドル。

●ホテル
 チェックインすると、宿泊するオーシャンタワー(2階~9階)の2階部屋の鍵を渡される。なんだ一番下かあ・・・と少し悲しくなるが、これが逆に良くて、オーシャンフロントの部屋のベランダから20~30メートル先が波打ち際で、海がすぐそこに見える。始めはビーチからこちらが丸見えじゃないかと思うが(部屋の中はマジックミラーなので見えない)、慣れてしまうと、目の前のビーチに寝転がる人達と同じ気分で海を感じることが出来て最高だった。通常は上層階のほうがいい部屋なのだろうが、我々はこの部屋をとても気に入った。

 特に、2日目の早朝から午前中、ベランダに座り海を眺めて波の音を聞いていると、ラスベガスのカジノでの敗北感(?)も徐々に薄れ、癒される感じであった。ラスベガスは何といっても夜だが、ハワイは朝がいいなあと思った。しかし、この部屋のバスまわりは本当に狭く、日本の安いビジネスホテル並(誇張なし)。ラスベガスのバスまわりに慣れた後だとかなりキツイ。ただ、ここもバスタブではなくシャワーブースなのはせめてもの救いだった。その他では、細かいことだが、コーヒーの無料ドリップパックが置いてあるのがうれしい。他の高級ホテルでは当たり前なのかもしれないが、我々には初めてのサービスで毎朝(といっても2日だが)、おいしいコーヒーをいただけた。
 テレビではNHKのニュースも視られる。有馬記念ではシンボリクリスエスが圧勝したようだ。タップダンスシチーはどうなったんだろうか。

●観光(ダイヤモンドヘッド)
 ホテル到着後、しばらくしてダイヤモンドヘッド観光に。その前にハナウマ湾の見学も予定していたが、あくせく動き回るのがもう嫌になって今回はキャンセルすることにした。ホノルルビーチを散歩、ハレクラニやロイヤルハワイアンなど有名ホテルのロビー見学(妻は、私が高いホテルを予約したと言っていたのでこのような「CREA」に出てくるような雰囲気のホテルをイメージしていたようだが・・・アウトリガーはちょっとムード不足)をした後にタクシーに乗り移動。
 登山だとは知っていたが、意外と急な登りに結構ばてる。それでも、頂上からの景色は皆さんが書いているように本当にすばらしかった。

●食事

★「オーシャンテラス」
 シェラトンホテル1階にあるバフェ。料理もおいしく、プール側の席で雰囲気はよかった。ただ、期待していたハワイアンショーがなかったのは残念。係員は「雨が降りそうなので、やらないかもしれない」と口を濁していたが、行列が出来ててんてこ舞いの様子だったので、この様な稼ぎ時には長居されるショーははじめからやらないのではないか、という気もした。電話で予約した時には「今日も明日もソールドアウト」と言われたが(シェラトンの宿泊者ではないから?)、現地に行くと余裕で予約できた。

★「北京」
 ロイヤルハワイアンSC3階の中華料理店。この店は本当においしかった。1週間ぶりに食べ慣れているモノを口にしたこともあるだろうが最高。ザーサイ、鶏肉の塩と唐辛子の炒め物、五目おこげ、ジャージャー麺で約80ドル。日本にある中華料理屋よりも本格派。次回があれば、もっと高い食材の料理も食べてみたい。
 ここは、夜の8時前に店に行ったところ、満席で、店員に聞くと多分1時間待ちとのことだった。諦めて帰りかけたが、やっぱり予約してまた戻ってこようとマネージャーらしき人に予約を頼むと8:20と言われる。諦めなくてよかった。

●ツアー(ホエール・ウォッチング・ツアー)
 ダウンタウン近くの港から出発するクルーザーでの鯨見学ツアー。鯨見学ツアーには、いつか参加したいと思っていたが、日本の各地にあるツアーは6時間とか8時間とか長時間のものが多く敬遠していた。このツアーは乗船時間が2時間半と短く遭遇確率も高いというので参加した。結果は、残念ながら我々の船はザトウクジラに遭遇しなかった。コースは、遠洋に出るのではなくダイヤモンドヘッドの沖とその次の岬の沖を往復して探すもの。沖からのワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッド見学はそれなりに楽しい観光になったが、やはり残念。イルカを見られたのがせめてもの救い。翌日の無料乗船券を配っていたが、我々は出発の日なので諦める。

●買い物
 服、ブランド物に全く関心のない妻だが、ガイド本に絶対に外せないと書いてあったので、一応、「アラモアナ・ショッピングセンター」に行く(ホエール・ウォッチング・ツアーの帰りに近くで降ろしてもらう)。紅茶、帽子、小物などのお土産を購入。その他では、カラカウア通り、「シェラトン・モアナ・サーフライダー」隣りの「サンド・ピープル」という小物ショップを妻は気に入ったようでいろんなモノを買い込んでいた。

●復路
 ホノルル空港のUAのチェックインカウンターは長い行列。スーツケースを開けて調べているのでこれは時間がかかるなあと並んでいると、係員から「手荷物だけの人はいないか?」との声がかかる。我々はバッグを機内に持ち込むので、長い列をスルーしてチェックインできた。9:45ホノルル発。意外と長く8時間30分の飛行時間。
 我々には久しぶりの前席スクリーンなのでうれしい。「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「チャーリーズエンジェル2」、「ターミネーター3」、「シービスケット」などを観て過ごす。これだけヒット作の多いラインナップも初めて。31日(水)の13:45頃成田着。

 今回の旅行は、カジノ、ホエールウォッチングといろいろとツカないこともあったが、
全体的には本当に楽しい旅行になった。ラスベガスではいつもどおり盛り沢山のレジャーを満喫できたし、初めてのハワイもたったの2泊だったが結構楽しめた。またいつの日か、このようなカジノとリゾートを組み合わせた旅行に行けたらと思う。



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