「真里 朝食」(小豆島)


 朝食は8時からにしてもらいました。ぐっすり眠って、ゆっくり朝風呂に浸かった後、母屋に向かいました。

 ごま豆腐、小松菜と揚げのお浸し、大蛸白和え、小芋と小蕪の焚き合わせ、明太子入り出し巻き、焼魚にご飯、味噌汁、湯豆腐にネーブル牛乳と夏みかんゼリーです。どれも手堅く普通に美味しかったです。朝食にこれ以上は求めません。

 食後は近くのお寺に散歩。ゆっくりして10:00過ぎにチェックアウトしました。お土産に香草茶の入っていた青いビンを2つ購入です。
 29,000円は全て込み込みの料金でした。サービス料に消費税で実は33,500円でしたを覚悟していただけに逆に意外でした(最近はこれが普通なんでしょうか)。子供の利用料3000円、飲み物も含めてトータル63,000円です。高いといえば高いのですがこの内容であれば十分に納得です。普通の部屋19,000円はかなりお得といえます。これでは予約は取りにくくなります。


 小豆島観光で巡ったのは、初日にオリーブ園、造り醤油蔵の「ヤマロク」、ロープウェイで寒霞渓、岬の分教場、二十四の瞳映画村、二日目に島の東北部(採石場)ドライブ、四方指展望台、春日神社上の千枚田です。
 出発前日に映画「二十四の瞳」を復習していたので(高峰秀子の古いほう)、岬の分教場は本物も映画セットも良かったですね。大石先生が渡し船で横断した海の眺め、唱歌と相俟ってしみじみとしてしまいました。
 「ヤマロク」では店主の方が蔵の中を案内してくれて恐縮しました。真里のホームページでここの刺身醤油を使っていると書いてあったので元々買うつもりだったのですが真面目そうなご主人の人柄にも感動してお土産も含めて醤油を沢山買ってしまいました。
 小豆島観光ポイントの横綱級の寒霞渓は宣伝されているほどの渓谷美でもないような印象でしたが、2日目に行った寒霞渓に近い四方指展望台は本当に絶景でした。壮大な空間と景色に感激です。観光ガイド本には何も触れられていませんが、絶対に四方指展望台です。
 千枚田もガイド本には全く記載はなく、宿で貰った道草・遠足探検隊という小冊子で紹介されていて出向いたのですが、とても良かったです。天皇皇后ご視察ポイントという場所は下から仰ぎ見る高さだったのでそこからかなり登って眺めました。千枚田は名前では知っていたのですが見るのは初めてでこちらも感激です。
 そういえば四方指展望台も千枚田もお金が落ちる施設ではありません。ガイド本で紹介されているスポットは有料か土産物屋のある場所だけがピックアップされているようです。何かあるんでしょうか。こういう特徴のあるスポットこそ観光の醍醐味、三ツ星の旅先だと思うのですが。


 新岡山港から土庄港までフェリーで70分。1泊あれば島中をゆっくり観光できます。「真里」での充実感も含めて大満足の旅行となりました。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「肉のキタム... 「真里 夕食... »