「うぶこっこ家」(倉敷市)


 卵かけご飯というと家庭で普通に食べるものですが、専門店あるいは主力メニューとして提供する食堂が増えてきました。
 全国的に有名(?)になったのは、いくつかの雑誌で(見ていないけどおそらくテレビでも)紹介された兵庫県豊岡市の「但熊」だろうと思います。兵庫県の北部の方で決して交通の便はよくない田舎の店に行列が出来るんだそうです。卵かけごはん定食350円。
 岡山県では久米郡三咲町の「食堂かめっち」です。「但熊」の真似をしたんだと思いますがこちらも大人気とのことです。黄福定食300円。

 倉敷市の南西部に玉島という地区があり、そこに養鶏場の「のだ初」が経営する「うぶこっこ家」という卵専門店があります。汎用から高級まで各種卵の他に鶏肉やシュークリーム、プリンなどが売られていて近くを通る際にまとめ買いしています。

 今日は付設の食堂で「ぶったまごはん」(300円)を食べました。お腹も空いていたので普通に美味しかったです。おそらく販売されている卵の中で一番高い1個50円の玉が出されているのだと思いますが、期待していた黄色が濃くて大きい黄身の卵ではなく普通に見えたのは若干残念でしたがおいしい卵だったと思います。

 ここで売られている朝採れ卵は一般品で白20円、赤25円です。これに3~4種類の高級種があります。始めはせっかくなので高級種を中心に買っていたのですが、汎用品でも十分に見た目のよい大きい黄身であることもあり、最近は一般品を買うことが多くなっています。ただ、季節や親鳥の年齢で変わるんでしょうか、一見普通に見える卵もたまに含まれています。

 正直その日に採れた卵とそうでない卵の違いははっきりと分からないのですが、瀬戸内農場で朝採れた卵を運んでいますと書いてあると新鮮でおいしく感じます。そういう気分も一緒に味わっています。
 ぶったごはんの卵は1個で追加は別料金、但熊や食堂かめっちは卵採り放題、おかわり自由なのでそういう大盤振る舞いのワクワク感には欠けるのですが、いい卵を扱っている信頼感、安心感があるので十分に満足できます。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「ローリング... 「リンガーハ... »