iTunes：音のつまみ食い

今日から始まったODDS & BITS。限り無く雑記に近い、どうでもいいけど書きたい事を書いていこうとおもいます。

さて表題のiTunes。年期の入ったマックユーザーの私は、ずーっと利用（多分５年位）しておりましたが、OS9使用のためネットのスピードが遅く、ラジオとライブラリのみ。ダウンロード物には一切手を出さず。アナログな人間なのでCDでないと不安なのと、アルバムはインナー含むアートワーク込みで一つの作品であると思っているためもありました。しかし最近やっと新型Macを購入、その勢いでiPodまで買ってしまってからというもの、相変わらずアルバムダウンロードはしない主義ですが、iTunesにはまってしまった訳です。

曲やPV等有料なものは残念ながら日本のiTunesでしか購入出来ません。日本版iTunesはJ-popが好きな人には良いのですが、私には欲しいものがない。その洋楽のお粗末なラインアップは衝撃です。じゃなにが面白いかって？Podcastです。無料のPodcastは、海外のiTunesも関係無し。もともとYouTubeの仲間iFilm（MTV系動画サイト。映画系とコメディも充実！）で、映画予告編、お気に入りアーティストのPVや投稿されたしょうもない爆笑ビデオを見るのが好きでしたが、iTunesのPodcastでBBCのコメディやNMEやKerrang！のオフィシャル・ニュースが配信されてくるのですから。iPodに入れておけば地下鉄の中でも見れる訳だ（残念ながら私は自転車なのでそういう素晴らしい使い方は出来ない・・・）。iTunes１つで最新の情報をあっちこっちブラウズすることなく得る事が出来、しかも簡単に視聴＆試聴できる。米のiTunesではすでにフルレンスの映画の配信があります。（一本でギガ越えます。）

音楽のネット配信については、一曲買いやiMix買いによる「アルバム」コンセプトの崩壊が危惧されているのですが、シングルが気に入ればアルバムを買いたくなるのでは？また、アマゾンの「リストマニア」試聴付きバージョンとも言えるiMixは、非常に参考になります。まさに「音のつまみ食い」。ただ上記で触れたようにアルバムはインナー含むアートワーク込みで一つの作品と考えていますので、少々高くても最後にはCDで購入して欲しいな～と思います。現実には流れはDLが主流となって行く勢いです。その代わり、将来的にはDLでもCDでもアルバムにFLASHのコンセプト・コンテンツやブックレットみたいな、紙のインナーに変わるビジュアルをつけるようになっていくのでしょうね。現在でもシングルのPVや壁紙といったおまけが付いてくる物も多くなって来ましたから。

Podcast最近の拾いもの：
アート系「The daily Monster」iTunes日本版：ほとんど毎日、手書きでイラストを描き、それを動画で見せる。モンスターたちのストーリーを投稿で募るPodcast。モンスターが可愛いのです。
コメディ系「Ask a Ninja」iTunes US：アメリカのショートコメディ。忍者の格好をした人物が視聴者からの質問に答える。かなりバカ。（記事トップのビジュアルはAsk a Ninjaです）
政府系「The Queen's Speeches」iTunes UK：Podcastでクイーン・エリザベス８０歳のスピーチを配信。日本じゃありえね～！英国恐るべし。

つまみ食い最近の収穫：
30 Seconds To Mars「From Yesterday」PV：１３分、中国紫禁城ロケのあきれるほど大作PV。なんですか一体このバンド。お金持ちですか？