西武鉄道の株問題:小柳前社長が自殺--事情聴取に追われ
わたしは「堤家の家老がお家の行く末を慮って自殺した」んだと思っていましたが、違ったみたいですね。連日の取調べで心労が重なり鬱になっていたんでしょうか。自殺を防ぐには抗鬱剤を投与しながら取調べをするべきだったんでしょう。もっとも、抗鬱剤を投与しながらの取調べってことは人権侵害を検察が認めるようなもので、そもそも無理なんでしょうけど。それでも取調べの必要があるというのであれば、やはり日本の取調べにも弁護士の同伴やビデオを導入するべきということになるんでしょう。
そもそも、彼は形式上任意の事情聴取に応じていたことになっていますが、実質的には逮捕されての取調べを連日受けていたようなものです。連日朝から晩まで取調べを受けるというのは相当きつい。ましてや、元運輸官僚ですから自尊心が木っ端微塵にされてしまったのでしょう。
彼は昭和39年(1964年)入省で平成5年(1993年)に西武に転じていますから、省内の局長級のレースに敗れたはずです。そこから民間に天下るのはみんなそうすることですが、その後若い検察官に連日怒鳴られながら取り調べを受けるなどそうある話ではありません。そして、自分を怒鳴りつけている検察官はよくて東大法学部の後輩、下手すると明治とかの出身だったりするわけですから、そこで普通の学歴エリートはそれまでの自分を全て否定されたと感じるんでしょう。実際検察も自白を得るためにそういう方向の取調べをするみたいですから。結局取調べの過程で彼の自尊心は木っ端微塵に粉砕され自分の人生や人格まで否定された気になり、家族への感謝を残してあの世に旅立つことにしたんではないかと想像します。
そう考えると彼が学歴に依拠した自尊心の塊でただ弱い人だったということになりそうですが、我々もみな同じように弱い人間です。彼が学歴を鼻にかけたクソエリートだったとしても、私は彼の冥福を祈りたいと思います。合掌(_人_)
わたしは「堤家の家老がお家の行く末を慮って自殺した」んだと思っていましたが、違ったみたいですね。連日の取調べで心労が重なり鬱になっていたんでしょうか。自殺を防ぐには抗鬱剤を投与しながら取調べをするべきだったんでしょう。もっとも、抗鬱剤を投与しながらの取調べってことは人権侵害を検察が認めるようなもので、そもそも無理なんでしょうけど。それでも取調べの必要があるというのであれば、やはり日本の取調べにも弁護士の同伴やビデオを導入するべきということになるんでしょう。
そもそも、彼は形式上任意の事情聴取に応じていたことになっていますが、実質的には逮捕されての取調べを連日受けていたようなものです。連日朝から晩まで取調べを受けるというのは相当きつい。ましてや、元運輸官僚ですから自尊心が木っ端微塵にされてしまったのでしょう。
彼は昭和39年(1964年)入省で平成5年(1993年)に西武に転じていますから、省内の局長級のレースに敗れたはずです。そこから民間に天下るのはみんなそうすることですが、その後若い検察官に連日怒鳴られながら取り調べを受けるなどそうある話ではありません。そして、自分を怒鳴りつけている検察官はよくて東大法学部の後輩、下手すると明治とかの出身だったりするわけですから、そこで普通の学歴エリートはそれまでの自分を全て否定されたと感じるんでしょう。実際検察も自白を得るためにそういう方向の取調べをするみたいですから。結局取調べの過程で彼の自尊心は木っ端微塵に粉砕され自分の人生や人格まで否定された気になり、家族への感謝を残してあの世に旅立つことにしたんではないかと想像します。
そう考えると彼が学歴に依拠した自尊心の塊でただ弱い人だったということになりそうですが、我々もみな同じように弱い人間です。彼が学歴を鼻にかけたクソエリートだったとしても、私は彼の冥福を祈りたいと思います。合掌(_人_)


一般人は自分が取り調べを受けることは想像しないでしょうから、その時の心理は想像しかできません。いや、想像すらしないでしょう。
彼の鬱屈した気持ちが伝わってきそうでもあります。