「愛が降る球場物語」出版

尾道、広島、広島市民球場が舞台で西田敏行さんたちが配役という映画企画『愛が降る球場物語』は２００８年、映画化を目前に制作中止となった幻の映画です。



脚本ノベライズを受け持った、「つかさまこと」がこの度 渾身の小説化を完成！



注)著者の「つかさまこと」さんは、普段は、当社と同じ広島民医連＝広島医療生協の職員さんで、僕もお世話になってます。


なんとこれは刑務所の囚人たちのストーリーです。

尾道に実在する高齢者専用の受刑者施設をモデルに看守長と受刑者の物語です。

尾道・広島・広島市民球場を舞台に繰り広げる愛といのちの感動作です。


そこには、住宅街に溶け込むように存在する刑務所と、収監されている老人たちを当たり前のように受け容れている地域住民の姿があった。

受刑者たちを実の父親のようにケアする看守長。

数少ない楽しみとして、テレビの野球中継を心待ちに収監生活を送る、高齢受刑者たち。

根っからのカープファンであった脚本家と、老人問題を企画していた監督が、彼ら高齢の受刑者を題材にした、地方都市発のドラマを構想した。

戦後の目まぐるしい変遷と、様々な社会の抱える問題に翻弄されながらも、愛と希望、そして世代を超えた思いやりの連鎖によって・・・


つかさまこと
1957年広島で生まれ育った。
2006年自伝的エッセイを出版し、全国のコアなカープファンの間で話題となる。
広島に根差し広島を題材にした作品を広島から発信。


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