事務長の横田です！「さようなら原発１０万人集会」に広島民医連の仲間と参加してきました。
当初は表記のように１０万人集会の予定でしたが、なんと主催者発表17万人の大集会でした。
こちらは、呼びかけ人の坂本龍一さん、同じく呼びかけ人の大江健三郎さんの姿も見えます！
炎天下の中、私達国民の声を届けるべくシュプレヒコールを行いながら2.4㎞の道のりを2時間かけて歩きました。印象的だったのは、沿道で小さなお子さん連れの親子がプラカードを手にずっと見守られていたり、飛び入り参加をする家族等がいたり、沿道の人々からの応援を背に受けながらの集会であったことです。
集会に参加してあらためて思ったことは、原発は全て廃炉にすべきだということです！津波対策は何メートルを想定すれば絶対大丈夫と言えるのでしょうか？地震は震度いくらを想定すれば大丈夫といえるのでしょうか？自然災害は常に人知を超えた力で襲ってきます。私達にできるのは、災害は防げなくても、いかに被害を最小に食い止めるか考えなければなりません、しかし原発は、その点でも非常にやっかいなものです。
政府は海洋に放出された放射性物質の影響については一切触れず、早々に事故収束宣言を出し、無かった事にしようとしています。
皆さんも想像してみて下さい。瀬戸内海に大量の放射性物質が流れ出た時に被る被害の大きさがいかほどか、後悔しても誰も元に戻すことはできません。
幸い原発には国民の8割近くが反対をしているとされています。沖縄ではこういった集会があれば人口138万人しかいない中10万人前後の人々が結集するエネルギーを持っています。これを全人口比にすると7％以上、840万人が集まる規模なわけです。
一度に840万人が一箇所に集まるのは不可能だとしても、全国各地で運動を盛り上げれば、政府に国民の力を見せる絶好の機会にもなります。これらの運動の成否が、今後の他の運動にも影響を及ぼすかもしれない、重要な一歩なのだと感じずにはいられませんでした。
