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最高に怖い話

2011-01-08 23:17:03 | Daily Life
 今日は、バーゲンに参戦して日本経済に大いに貢献してきた。


 ・・・バーゲンで起こった、最高に怖い話をひとつ。

 UNT○○○EDでワンピースを試着しようとしたときのこと。
 1点だけラックにかかっていたワンピースだったので、サイズ展開があるかもしれないことをすっかり失念していて、サイズを一切確認しないまま試着室に持ち込んでしまった。

 そのワンピースは、チャックやボタンの一切ついていないかぶりものタイプ。
 ウェスト部分に切り替えがあって、上半身はシフォン素材、スカート部分は違う素材で違う色という、一見ツーピース風のワンピだった。

 かぶりものタイプなので、頭からスカート部分をかぶって着ることになるんだけれど、どうも当初から違和感があった。
 肩を通過させるのもキツキツ。
 ・・・それでも、伸びる素材じゃないし、スカートはタイトだったから、構造上上半身を通過させるのはちょっときつくても仕方ないか、と思ってとりあえず着てみた。

 でも、、やっぱり変。
 ぶっちゃけ、キツイ。お尻がパンッパン。
 よもや・・・と思って、鏡越しに襟元についているはずのタグを確認して見た。

 SIZE 1

 げっ!!!
 1というサイズが何号にあたるのかはよくわからない。
 が、ラインナップの中では最も小さいサイズであろうことは容易に想像できる。
 その瞬間、外から店員さんの「ワンピース、いかがですかぁ?」という声がかかった。

 ・・・マズイ。これはさすがに人には見せられない。
 「ちょっと待ってくださーい!」と言って時間を稼いで、その間にしれっと脱いでしまおうと思った。

 でも、もともと着る時点で違和感を感じるほどにキツめだった服。
 そう簡単には脱げない。
 脇の部分までは上げられるのだけれど、そこから先、肩を通過させることができない。
 引っ張れば脱げると思うのだけれど、いかんせん上半身はシフォン素材なので、一歩間違えれば破けかねない。

 どうしよう。
 焦りで冷や汗だらだら。
 あぁぁ、シフォン素材なのに、汗なんてかいたら余計マズイ。
 焦れば焦るほど体は汗ばむし、汗をかけばすべりが悪くなってますます脱ぎづらくなる。
 時間だけがどんどん過ぎていく。

 ・・・覚悟を決めよう。
 意を決して、試着室から顔を出して、お店のお姉さんを呼んだ。

 「サイズを見ないで小さいのを持ってきちゃったみたいで、脱げないんです」
 「申し訳ないんですが、手伝ってもらえませんか?」


 最高最悪に恥ずかしい瞬間。。
 お店のお姉さんが服を頭から引っ張ってくれて、さっきまでの苦労が嘘のようにあっさりと服は私の頭からすっぽりと抜けていった。


 その後どうしたかって?
 ちゃんと適正サイズを持ってきてもらって、試着してみたら、まったくもって普通の服だったよ。
 店員さんの「あ、お似合いですねー。サイズも合わせていただいて・・・」と2回くらい繰り返されたのが少々切なかったけれども。
 無事にお買い上げ、なり。。

 私はこれからこのワンピを着る度に、あの悪夢のような試着室での瞬間を思い出すに違いない。


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2 Comments

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Unknown (りょー)
2011-01-10 01:59:13
ちぇっ、そこで本当に破れたりしたらもうちょっといい笑い話になったのに
でも自分に合うものが見つかってよかったですね
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Unknown (fruits)
2011-01-10 12:18:25
いやぁ・・・そうなったらさすがに笑えませんww
何はともあれ、買えてよかった。サイズ切れで「このサイズしかありません」と言われたら、恥ずかしさもまったく払拭できないまま試着室を出る羽目になるところだった
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